ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.14『春のそなた』

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.14

春を肉感的に感じうるポルノから、一転
季節どおりの通り雨。
いろいろ思いはあるけれども、サラリサラサラ小川ながるる春
気分一身、ひねもすラララランドへ。
文字通りの「春らんまん特集」とまいりましょうか。

この春先と、秋口、季節の変わり目には
なんといっても、素敵な季節とびまわる小鳥のごとく
チュンチュンチュンチュンと
じっとしてなどいられない、そんな感覚に襲われるものでして。

とはいえ、もとがオタク気質の人間としては、
心機一転、春団治を名乗り、バンバン表舞台を極めたるわい、
などとは、どうにもいかぬものでして、
なにぶん内面くすぶる鶯色の夢に、重い腰をあげての
ぱらりパラパラ、桜の花びらを散りばめる程度のハルオチャン程度。

とまれ、この桃色素肌の風を纏い、
ボッティチェッリ、春のヴィーナスの庇護の下
森羅万象、息づく生命にかしづきながら、
一足先に、春をおとどけいたしやしょう。
まずは、春を共に楽しむ音楽編からスタート!。

ひねもすラララランドの春うらら音楽特集

  1. 三月のひとり花見好きに捧ぐささやかなプレイリスト 
  2. 我が家の春の定番セレクション:其の壱
  3. 我が家の春の定番セレクション:其の弐
  4. 我が家の春の定番セレクション:其の参
  5. シガツバッキャロースプリングフィールド・・・細野晴臣について(前編)
  6. 元テクノ少年が回想する細野観光敢行記・・・細野晴臣について(後編)
  7. ハモリはイキでなければ食いつかない・・・THE BEATLES コーラスの話
  8. 憧れのデ・ボ・ラ姉さん・・・The Blondie の話
  9. アメリカンルーツロックの坩堝、ラストワルツで踊りあかそう・・・ザ・バンド『ラスト・ワルツ』をめぐって
  10. カンを開けると、ラジオを仲介する音の魔法使いが、ペルシアン・ラブに乗って現れた・・・ホルガー・シューカイを偲んで
  11. 雲の上のギター弾き・・・ビル・フリーゼルの話
  12. 熱燗好きのお銚子ものはミニマルお猪口で目を回す・・・スティーブ・ライヒを求めて
  13. 世の中、ツボに収まりきれぬタコもいる・・・あぶらだこに魅せられて
  14. 世論に押された文句より、魂に響くモンクのほうに耳を傾けていこう・・・セロニアス・モンクの話
  15. 気が張るものたちよ、たまにはホリデー気分でのんビリーといこう・・・マデリン・ペルーにときめいて
  16. そこを逝くのはハルじゃないか・・・ハル・ウイルナーを偲んで
  17. えーの、えーの、それでえーの。元祖宅録文化の元祖イーノ教入信・・・ブライアン・イーノに寄せて
  18. 黒子のいるダンディ。このセンスを仰ごう・・・トーキング・ヘッズ『Stop Making Sense』をめぐって
  19. どこまでもまっすぐススム、そのジャイアントステップスを讃えよう・・・ヨコタススムを再発見して
  20. 想念を操るシャーマンの声、魂の子守唄が聞こえる・・・メレディス・モンクに呼び戻されて
  21. 前衛枯山水トランぺッターここにあり・・・ジョン・ハッセルを吹聴して
  22. アートから振り返るMr. ヴィジュアートマンの軌跡(ジャパン編)・・・デヴィッド・シルヴィアンをめぐって(前編)
  23. 英国人クリエイティビティ、遥かなる美の変遷(ソロ編)・・・デヴィッド・シルヴィアンをめぐって(後編)
  24. 日本人以上に日本人らしい奥ゆかしさを持つミュージシャン・・・スティーブ・ジャンセンをめぐって
  25. つまみの調合師、英国のアルチザンを讃えよう・・・リチャード・バルビエリをめぐって

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