ここはどこにもない、どこでもない。それは僕が歩いている未開の道があるのみ。そして人生は続く。
●パタフィジックダンディズム
ロピュチャンネルの骨格的精神「パタフィジック」について、系譜に基づくコンセプト案内。あるいはチャネラーロピュが水面下で繰り広げらている計画案および覚書き諸々。
●アールロピュット
ドローイングからオブジェ、彫刻、写真、個展活動を含め、その他魂のチャネリングによる可能な限りのアウトプットヴィジュアルギャラリー大全集。
●言葉の分泌、エクリトゥルー
ポエジー原理主義たる、パロル狂によるコトバ遊びと詩、エッセー、ショートショートなど、言葉の分泌業を展開する表現集【エクリトゥルー】の紹介。
●ミュージック 音的実験
音楽活動をまとめた視聴コーナー。アルバム『EarlyWorks』『Pataphysique Dandy』『Travellers Session』と妄想レコードシリーズ「みずもうそう」の紹介。
●ロピュマガジン【ろぐでなし】
文学、アート、映画、音楽、その他諸々サブカルなテーマを中心に、ロピュが影響を受けたもの、面白いと思うものに独断と偏見でスポットを当てた偏愛ブログ。
●LOPYUDesign
lopyu66Designによるデザインワークの紹介と、存在しないが無限の空想ノヴェルティ工房グッズ、ロピュチャンネルオリジナルグッズの紹介。
ロピュールとは?
ある時、私はロピュールという宇宙に出会った。ロピュールとは、自由に表現すること、あるいは吐き出されたものの総体である。いくつものトライアンドエラーを経て生じた産物である。今では自由に言葉を操り、線を描き、造形を形どり、イメージを切り取り、そして音を奏で紡ぐことができる。あるいは意味を乗り越え、ポエジーの海を漂流する、言うなれば何物にも邪魔されることのない自由な意識の媒体のようなものである。特別なルールや制約などは一切ない。あるとすれば、自分の中に沸き起こった衝動や感情にひたすら忠実にアウトプットしたもの、つまり現れたイメージと対峙するだけである。全ての意味は後付けでしかないのだ。ここには優劣も、善悪も、何一つ他者や前例と比較するものはない。何故ならば、それこそは宇宙でひとつ、ワンアンドオンリーなる絶対そのものなのだから。
ロピュールの表現を媒体として世に送り出すものこそが、クリエーターロピュとしての仕事である。ゆえに、これはロピュによる解釈が含まれるがゆえに、世俗的な曲解や思い込み、思い入れなどが多分に含まれている。それは人間として、必要最低限の許容のなかで、傲慢さや虚栄といった危うさの中をぬって、ひたすら純粋に行使されうるべき一つの使命だと考えている。
パタフィジックとは?
パタフィジックとは「特殊に関する科学」であり、「想像力による解決」の可能性を、次第に深く意識的にとらえることから始まっている。その礎を築いたフランス文学の異端者アルフレッド・ジャリは「フォーストロール博士の言行録」の中で、「形而上学の内部ないしは外部に付け加わり、且つ形而上学が形而下学から距っている程に形而上学から距っている学問」と定義している。ひらたくいうならば、ナンセンスと不条理をもって絶対の真理、境地を開拓する精神とでもいえよう。
パタフィジックとは?