春を肉感的に感じうるポルノから、一転
季節どおりの通り雨。
いろいろ思いはあるけれども、サラリサラサラ小川ながるる春
気分一身、ひねもすラララランドへ。
文字通りの「春らんまん特集」とまいりましょうか。
この春先と、秋口、季節の変わり目には
なんといっても、素敵な季節とびまわる小鳥のごとく
チュンチュンチュンチュンと
じっとしてなどいられない、そんな感覚に襲われるものでして。
とはいえ、もとがオタク気質の人間としては、
心機一転、春団治を名乗り、バンバン表舞台を極めたるわい、
などとは、どうにもいかぬものでして、
なにぶん内面くすぶる鶯色の夢に、重い腰をあげての
ぱらりパラパラ、桜の花びらを散りばめる程度のハルオチャン程度。
とまれ、この桃色素肌の風を纏い、
ボッティチェッリ、春のヴィーナスの庇護の下
森羅万象、息づく生命にかしづきながら、
一足先に、春をおとどけいたしやしょう。
まずは、春を共に楽しむ音楽編からスタート!
ひねもすラララランドの春うらら音楽特集
- 三月のひとり花見好きに捧ぐささやかなプレイリスト
- 我が家の春の定番セレクション:其の壱
- 我が家の春の定番セレクション:其の弐
- 我が家の春の定番セレクション:其の参
- シガツバッキャロースプリングフィールド・・・細野晴臣について(前編)
- 元テクノ少年が回想する細野観光敢行記・・・細野晴臣について(後編)
- ハモリはイキでなければ食いつかない・・・THE BEATLES コーラスの話
- 憧れのデ・ボ・ラ姉さん・・・The Blondie の話
- アメリカンルーツロックの坩堝、ラストワルツで踊りあかそう・・・ザ・バンド『ラスト・ワルツ』をめぐって
- カンを開けると、ラジオを仲介する音の魔法使いが、ペルシアン・ラブに乗って現れた・・・ホルガー・シューカイを偲んで
- 雲の上のギター弾き・・・ビル・フリーゼルの話
- 熱燗好きのお銚子ものはミニマルお猪口で目を回す・・・スティーブ・ライヒを求めて
- 世の中、ツボに収まりきれぬタコもいる・・・あぶらだこに魅せられて
- 世論に押された文句より、魂に響くモンクのほうに耳を傾けていこう・・・セロニアス・モンクの話
- 気が張るものたちよ、たまにはホリデー気分でのんビリーといこう・・・マデリン・ペルーにときめいて
- そこを逝くのはハルじゃないか・・・ハル・ウイルナーを偲んで
- えーの、えーの、それでえーの。元祖宅録文化の元祖イーノ教入信・・・ブライアン・イーノに寄せて
- 黒子のいるダンディ。このセンスを仰ごう・・・トーキング・ヘッズ『Stop Making Sense』をめぐって
- どこまでもまっすぐススム、そのジャイアントステップスを讃えよう・・・ヨコタススムを再発見して
- 想念を操るシャーマンの声、魂の子守唄が聞こえる・・・メレディス・モンクに呼び戻されて
- 前衛枯山水トランぺッターここにあり・・・ジョン・ハッセルを吹聴して
- アートから振り返るMr. ヴィジュアートマンの軌跡(ジャパン編)・・・デヴィッド・シルヴィアンをめぐって(前編)
- 英国人クリエイティビティ、遥かなる美の変遷(ソロ編)・・・デヴィッド・シルヴィアンをめぐって(後編)
- 日本人以上に日本人らしい奥ゆかしさを持つミュージシャン・・・スティーブ・ジャンセンをめぐって
- つまみの調合師、英国のアルチザンを讃えよう・・・リチャード・バルビエリをめぐって
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