あの頃、ニューウェイヴ(海外編・裏)
今みたいにインターネット経由の情報がまったくない時代。 よりどころにしていたのは、直にレコードショップへ足を運ぶこと。 そこからの情報収拾がてっとりばやかったのだ。 ジャケ選びも重要な要素だった。 そうして、片っぱしから面白いと思うものを買って聴きまくる。 (お金はないので、レンタル屋にも通い詰めた) そこで、レコードに入っている解説を熟読する。 そこからまたどんどん知識は膨らみ、興味が掻き立てられる。
音楽今みたいにインターネット経由の情報がまったくない時代。 よりどころにしていたのは、直にレコードショップへ足を運ぶこと。 そこからの情報収拾がてっとりばやかったのだ。 ジャケ選びも重要な要素だった。 そうして、片っぱしから面白いと思うものを買って聴きまくる。 (お金はないので、レンタル屋にも通い詰めた) そこで、レコードに入っている解説を熟読する。 そこからまたどんどん知識は膨らみ、興味が掻き立てられる。
音楽ニューウェイヴというジャンルは、実に多様性を持っていたわけで、 パンクが終わって、ポストパンクだのオルタナティブだの そう呼ばれることもあるが、 それはときにテクノだったりエレクトロニックポップだったり そうしたカラフルでキッチュな側面もあれば、 ダブやノイズ、インダストリアル、エクスペリメンタル、音響派と 一筋縄ではいかない、つまりはわけのわからないものも かなり混じり合って混沌としたジャンルのようにも思える。
サブカルチャー日本はいまや世界にほこるアニメ大国ではあるけれど、 正直、僕が子供の頃、見て育ったような、 素朴かつ、なかなか味わいのあるアニメなんて、遠い日の花火であり、 いまや、その絵のタッチも中身も、どれもが 現代風にアレンジされてしまった。 確かにそれらは小気味よく、こぎれいなもので 大多数を占められている気がするが どうも心に引っかからないのは何故だろう?
サブカルチャー80年代を振り返ってみると、 一般にはバブルの時代、情報過多なメディア文化が溢れ、 サブカルを始め、ポストモダンやニューアカ(デミズム)などが 雑多なまでにはびこっており、そのどれと言って 正直、全て理解していたとは思えない。 まさに空気を感じ取っていたに過ぎない。
音楽少なくとも、僕が知見してきたモノに関しては そうした流れのなかに産み落とされた、ものばかりだ。 それが時代と共に希薄になって、 コマーシャル主義、インスタントで中身が薄っぺらいモノにかわって今日に至っている気がしている。 もちろん、それは僕個人の感想だが、 それを結論として、昔は良かった、などというつもりはない。 が、そうしたものをリアルタイムで、体感できたことは 幸福な出来事であったと思う。
特集新しい時代の幕開けを告げるかのように 開催された万博のことが、なんとなくうろ覚えだけど、 記憶の片隅に、あるにはある。 世の中のことなんて、何にもわからなかった。 それでも、ぼくはリアル七十年代を生きた。
音楽しかし、どうころんでも、万人が納得し共感を得るような そんな60’sを回想できそうもない。 といって、単にマイナーで、へんてこなものばかりを振りかざす気にもなれない。 あくまで、心に響く後付けの60’s というくくりでしかない。 はたして、当時、このエリアに熱狂していた人がいるのだろうか、 いたとしたら、きっと仲良くなれたかどうかさておき 今より遙かにレアで、特殊な人種だったのはまちがいないだろう。
映画・俳優その『LIGHTNING IN A BOTTLE』をまたDVDで鑑賞していたところだ。 ちょうどブルーズ生誕100年 「イヤー・オブ・ザ・ブルース」の催しの1つとして撮影された本作は あの『ラスト・ワルツ』でおなじみの 製作総指揮マーティン・スコセッシのよる音楽ドキュメンタリー。 ラジオシティ・ミュージックホールにどれほど歴史があるのか、 また、このイベントすべての収益が、 若きミュージシャンたちの育成のためにブルース基金として使われた、というようなことも、 この映画を通じて知ったことだった。
音楽日本には似合わない風景のひとつ、プール付きの豪邸。 庭先に、ビニールの臨時プール、せいぜいその程度か。 サバービアほど日本に似つかわしくない言葉もない。 まあ、気候にも大きく左右されるんでしょうが、 ホックニーの絵のようなプールなら、眩しい陽光が必須。 とは言っても、夏のプールはそれ以上に人でごったがえす。 優雅さは、空間性ありき、というべきか。 ただし、室内プールなら事情も違う。
音楽レモンというものには、憂鬱を払拭する不思議な効能がある、 とまではいえないけれど、ある種の爽やかさを提供してくれることは どうやら間違いない。 そんな紡錘形の黄色いレモンを輪切りに水に浮かべて、 ワンランク上の水をゴクリ。 そして頭を空にするというのも悪くはない。