我が家の春の定番セレクション:其の壱
ここに列挙する音楽は、もう身体にしみこんでしまってるものばかりだ。だから、書を捨てて街に出よう、じゃないけど音楽を捨てて街にでたところで、その刻印は消えることはない。でもねえ、やっぱり音楽は必要だから聴いていたいという思...
ここに列挙する音楽は、もう身体にしみこんでしまってるものばかりだ。だから、書を捨てて街に出よう、じゃないけど音楽を捨てて街にでたところで、その刻印は消えることはない。でもねえ、やっぱり音楽は必要だから聴いていたいという思...
一雨ごとに、春が潤ってゆく。もう数日で、三月ともおさらばだ。なんたって、四月始まりの国、日本に住んでいる以上、桜の季節に、高揚しないはずもない。なのに、この世は、いまだばかげた喧騒で、なかなか本格的な春が拝めない、という...
春を肉感的に感じうるポルノから、一転季節どおりの通り雨。いろいろ思いはあるけれども、サラリサラサラ小川ながるる春気分一身、ひねもすラララランドへ。文字通りの「春らんまん特集」とまいりましょうか。 この春先と、秋口、季節の...
不思議の国のヰタン・セクスアリス 曽根中生によるロマンポルノ『わたしのSEX白書 絶頂度』について語る前に、その充実した自伝書籍『曽根中生自伝 人は名のみの罪の深さよ』を手に、読んでみるとこれがなかなか面白い。曽根作品の...
全く無意味な緊急事態宣言にしびれをきらした人間たちよ、春はもう直ぐですぞ。そこまで来ておりまする。もうしばらく・・・いや、待てないとおっしゃる?いやはや、わかりますとも。あたしゃ、一足先に春の祭典の準備に入っておりますぞ...
記録から記憶へ、1000年の時空を超える壮大な歴史絵巻に乾杯を。 人生はお祭りだ。 フェデリコ・フェリーニ『8 1/2』より 日本映画におけるドキュメンタリー史上、避けては通れぬ二人の巨匠がいる。 土本典昭と小川紳介、両...
シークエンス写真という概念は、 それだけでフォトストーリーであり たとえばクリス・マルケルの映画『ラ・ジュテ』を彷彿とさせる。 マルケルは連続する静止画で映画を形成したが マイケルズはそれを平面の写真だけでやってのけただけである。
着実に春の足音がきこえてはくるのだが、まだまだ手放しに喜ぶわけには行かない日々が続く。冬自体を忌み嫌う人は多いが、自分はそうではない。寒さってやつは、人類共通の敵、ではなく何かをじっくり考え、来るべきものに備える時期だと...
ノエル・スコット・エンゲルこと スコット・ウォーカーが亡くなってはや二年近く、 忘れれらた、というわけでは決してないだろうが 時の移ろいの前に、人はなすすべはない。 そこで、この巨人の軌跡を、自分なりに追っておきたい。 4ADレーベルの訃報によって、 彼が妻帯者であり、孫までいることを知って驚いたものである。
流れる緑の血に正義を背負った運命をもつ妖怪人間は 始め一つだった細胞が三つの細胞が分裂して それぞれが出来上がったと言う設定だ。 なんならその細胞とやらを ひとつ顕微鏡でみてみたい気がするのだが あくまでもアニメ、架空の話にそう熱くなることもない。