特集

ロピュマガジン【ろぐでなし】VOL8特集

ロピュマガジン【ろぐでなし】VOL8

もはや混沌、カオスといっていい。 その状態こそがシュールなのである。 よって、独断ですべての折衷として、 ここに、アヴァンポピュールというジャンルを旗揚げしようと思う。 それはあらゆる不満、欺瞞に対する挑戦である。 一歩踏み出して、なにかを生み出すにもパワーがいる。 そのための活力源こそがズバリ、アヴァンポピュールというわけだ。 そうしたものをこの素晴らしき世の中にみいだし、 注目すべき指標たちに希望の眼差しを投げかけてみたい。

ALL THE CREATIVE CAPRICORNS特集

山羊座生まれの同志たちに捧ぐプレイリスト

今日、1月11日はというとマイバースデイ。 1が三つ並ぶ日なので、昔から縁起がいいと言われ 気分は悪いはずもないんですが、 またひとつ歳を重ねたわけで、 どんどん死が近づいているのだな。 でも魂には年齢はないし、それこそ永遠なのだから そんなことには、まったく不安などないのです。 自分は年齢を重ねるたびに軽やかなになっている気がして それはそれで晴れ晴れしい気分、楽観的でさえいるのです。 そんなことをわざわざいったり、考えたりするのが 山羊座生まれの性分なのか、ってことになるのかな? まあいいか。

Pierre Barouh 1934-2016特集

ピエール・バルー『Le Pollen』をめぐって

だれもがピエールのようには生きられないけど、 少しでもそんな感性を共有できたらなあ、本気でそう思える人である。 人生のホンモノの豊かさを知っている人で、 石(ピエール)のように固いアタマも 石(バルー)のように自由な精神も、 ここにある本当のメッセージを読み取ることが人生の意味なんじゃないのかな? ボクにはそう思える。

龍馬暗殺 1974 黒木和雄 ATG映画・俳優

黒木和雄『龍馬暗殺』をめぐって

時は、安政3年11月13日〜15日にかけての まさに怒涛の幕末の暗殺劇を凝縮した形だ。 いわゆる近江屋事件を、低予算ATG制作、 ドキュメンタリー畑の黒木和夫監督が 豪華な俳優陣を引き連れメガフォンを撮った異色作である。 前衛でありながらも、決して個としての龍馬の魅力を損なず、 そのまま原田芳雄の魅力と相まって この不朽の英雄伝に、一転アウトローが醸す、 人間臭さを大いに巻き込んだ群像劇へと標榜させている。