ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.35 日本のソコヂカラを託して 映画特集
最近の映画を見ていると、構造が複雑なものが増えたように思う。 ストレートでシンプルなものは少ない。 テーマも多岐にわたり、それによって時代を意識せざるを得ない感覚に捉われる。 かつて、あるいは過去にとらわれてばかりもいられないが、 良き日本のことを忘れたくもない。 この流動的で、変化に富む現代において、 時代を照らし出す映画というものを通して いまいちど、日本人の誇り、そして素晴らしさを再確認したい、それだけだ。
最近の映画を見ていると、構造が複雑なものが増えたように思う。 ストレートでシンプルなものは少ない。 テーマも多岐にわたり、それによって時代を意識せざるを得ない感覚に捉われる。 かつて、あるいは過去にとらわれてばかりもいられないが、 良き日本のことを忘れたくもない。 この流動的で、変化に富む現代において、 時代を照らし出す映画というものを通して いまいちど、日本人の誇り、そして素晴らしさを再確認したい、それだけだ。
恋は勉学の対象でないが、映画にはロマンティックで マネしたいようなそんな瞬間はいくらでもある。 でも、チョット待って! そんな安直な特集をここで繰り広げたいのですか? そう思いのあなたにだけ、特別な映画をご紹介しよう! 別段、美男美女のロマンティックな恋模様だけが全てではない。 くたびれのもがきであろうと、老いらくの狂い咲きであれ、 またまたトンチンカンで自己中な思いであれ、 はたわけのわからぬ戯れであれなんであれ、 そこにいる男と女がそれぞれの立場で、 相手を思い、すれ違う様を瞳に映じて夢をみようというだけの話だ。
ここでは、単にそうしたスタイルをとりつつも、 映画としての問題提起を感じるような、そんな映画をとりあげてみたい。 ドキュメンタリーであれ、フィクションであれ、 真に面白い作品は、そうした見る側の意識を絶えず挑発してくる作品なのだ。
ハズレなきビート憎しのお笑い道場破り お笑いが好きといってみたものの、ちょっと違うんだけどなって思うことがある。たとえば、オフビートなるものを考えはじめてみると、これが案外奥が深い。オフビートとは、音楽用語というか、リズ...
ことばのばぢから どんどん秋が深まってきた。素敵だ。おとなしく読書の秋、といきたいところだが、状況がなかなかそうは許さない。ここでの記事は、文化的なものにからめた個人の思いを発信している。とはいえ、このところ、世界を見渡...
モードチェンジの秋に、新たに美の視点を 緊急事態宣言が解除されたという開放感はある。とはいえ、いまだもやもやが晴れないのは、このおかしな事態が、さほど正しい方向へ向かっている気がしないからである。相変わらず茶番が根強く居...
飽き飽きするほど、うんざりな閉塞感をここらで刷新するためのニューモードな秋を過ごしたい やっぱり秋っていいよなあって思う今日この頃。まずはこの時期、気候がベスト。暑くもなく、寒くもなく。でもって、食がすすむ。酒もうまい。...
ニッポンのソコヂカラ 今ほど、日本人であることを強く意識させられる日々はない。いい意味でも、悪い意味でもだ。執拗に全体主義にあまんじ、法的拘束なくとも、自ら自制心をもってそれ以上に厳格に、行動規制を作り出してしまう国民性...
クリエイティブモードにロックオン オリンピック、パラリンピック共に無事終了。なにはともあれ、よかったよかった。東京は東京としての使命を、どうにかこうにか果たし終えたこのタイミングで季節は夏から秋へと装いを変えようとしてい...
新しい時代の幕開けを告げるかのように開催された万博のことが、なんとなくうろ覚えだけど、記憶の片隅に、あるにはある。世の中のことなんて、何にもわからなかった。それでも、ぼくはリアル七十年代を生きた。なんとも不毛な非文化圏の...