ロピュマガジン【ろぐでなし】VOL8

ロピュマガジン【ろぐでなし】VOL8

寒さが身にしみるこの新年早々に
悪夢再び、ついに緊急事態宣言が公布されてしまった・・・
天下の宝刀をあろうことか
二度抜くなどという暴挙が、あっていいものか?
そう思ったはいいが、世の声がそれを望んだ結果だから
もはや言葉がない。
絶望的状況である。
ただ無力に自宅に籠城することで、人類はこの危機から逃れうるのだと
本当に信じ込んでいるのだろうか?
真の学識、真の政治、真の報道のありかたがあるのだとして、
おおいなる疑問と失望を禁じ得ない。

思いのままをつづることで、
何かが解決するわけでもないが、
もう少し、科学的エビデンスをきちんと検証し
冷静な立場をとるきだと思う。
例年のインフルエンザの流行事情を顧みても
冬に風邪のひとつふたつが広がるのはいたって自然なことだ。
ほぼ一年にわたる狂騒ぶりを経て思うに、
COVID-19だけが特別で、いまだに人類の脅威として
人間社会を混乱におとしめているのは明らかにヘンである。
もはや人災以外なにものでもない気がしている。
それぞれの立場で、事情はあるにせよ、
その犠牲者はなすすべなく、おいやられてゆくのだ。
破壊活動でなくして、なんであろう?

もう少し、中立な意見をもって議論されても良いものだが、
偏向なマスコミ報道に、そんな見識はみられない。
どうにもこうにも、異議を唱える者は公に排除されてしまう。
自粛警察はいざしらず、言論の抑圧までが自由を奪う。
まさに戦時中の大騒ぎだ。
驚くべきことは、オーウェルが予言したあのディストピアが
今まさに現実化されているのだ。
一体、真実はどこにあるのか?
いったい我々は何処に向かうのか。
何かいたたまれない気分である。

しかし、われわれの日々はつねにそこにある。
待ってはくれないのだ。
全体がいくら揺れようとも、個は個としての足場をくずせやしない。
さすれば、前衛(アヴァンギャルド)、
もしくはシュールのハンマーでもとって
現行のこの狂った世の中に一石を投じたほうが
自分らしくていいと考える。
しかし、これがちょっと、ややこしい。
アヴァンギャルドはアヴァンギャルドであるが
シュールはシュール。
そんなものは感じ方、さじ加減一つだ
こだわればどこまでも深みにはまってしまう。
そもそも、なにがシュールで
なにが前衛かと体系化することに意味はない。

そのあたりは、もはや混沌、カオスといっていい。
その状態こそがシュールなのである。
よって、独断ですべての折衷として、
ここに、アヴァンポピュールというジャンルを旗揚げしようと思う。
それはあらゆる不満、欺瞞に対する挑戦である。
一歩踏み出して、なにかを生み出すにもパワーがいる。
そのための活力源こそがズバリ、アヴァンポピュールというわけだ。
そうしたものをこの素晴らしき世の中にみいだし、
注目すべき指標たちに希望の眼差しを投げかけてみたい。

今こそ、ここにアヴァンポピュールを宣言しよう

  1. ロピュ家の定番アヴァンポップセレクション
  2. 午後三時のシュプレマティズム・・・マレーヴィチ「シュプレマティスム」をめぐって
  3. アナーキーインザロシア。これぞゲルマン流素っ頓教に乾杯・・・アレクセイ・ゲルマンの『フルスタリョフ、車を!』をめぐって
  4. 黒いユーモヤかかる国チェコからの切り株便り・・・ヤン・シュヴァンクマイエル『オテサーネク』をめぐって
  5. ネジれた感じでちょうどいい。シュールの定義を弛めよう・・・石井輝男『ねじ式 』をめぐって
  6. さらば不穏な日々。今こそ、かっかっかっか、革命家の吃り歌を聴こう・・・吉田喜重『エロス+虐殺』をめぐって
  7. 悪夢か発露か、ポエジー薫るYOU MAY DREAM・・・サルバドール・ダリ&ルイス・ブニュエル『アンダルシアの犬』をめぐって
  8. 視覚の革命は脳髄体験するための触媒となる・・・アラン・ジュフロワ『視覚の革命』をめぐって
  9. 地獄か極楽か。幕末の画鬼にみる活動の悪あが記・・・河鍋暁斎をめぐって
  10. 千里の丘に屹立する太陽の塔に、葺などたつことはないのでアール・・・岡本太郎『太陽の塔』をめぐって

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