惰性に抗うために活力をうながすプレイリスト

ラメラメブラザース
ぼくは銃などもたない。不要だ。
なぜなら自由という武器があるから。
ぼくは逃げたり、隠れたり、諦めたりしない。
この与えられた人生をただ生きたいだけ。
ぼくは決して圧力や権力に押しつぶされはしない。
うちひしがれやしない。
なぜなら、心はいつもふわふわと雲のように晴れやかだから。
そうしていくつもの山を越え海を越え虹を渡ってきた。
そしてこの美しい地上を鳥たちと一緒に眺めている。

ときどき、天はびっくりするような鐘の音を打ち鳴らす。
神の技はじつに巧みだが、
地震や台風、津波災害なんかより
人間の狂気のほうがはるかに恐ろしい。
そしてじつにいびつだ。
この世はいま、狂気に満ちている。
狂気の沙汰がのさばっている。
利権やつまらない忖度、しがらみそして他人の目。
我を忘れた人々、そして疲れ果てた大衆。
常識やモラルでがんじがらめの盲目の徒。
ぼくは立ち上がる。
たった一人でも立ち向かう。

それは風と言葉を交わすこと。
雨や木々や石ころとキスを交わし、星に恋をすること。
太陽にウインクを投げること。
だれにもあわず、得体のしれない恐怖に
ただ子鹿のように怯えているのは弱き者たちだ。
だからぼくは弱者じゃない。
でも、強者となって人々を支配したいわけじゃない。
いばりたいわけでもない。
ただ、出会うものすべてと笑顔を交わしたいだけだ。
それはこの世に生まれ、覚えてきたことのすべてだ。
出会ったあらゆることがらに教わったことだ。
なにも特別なことじゃない。
なにもおかしなことじゃない。
難しくなんかない。

ぼくはウイルスたちを憎まない。
ウイルスを排除しようなどとも思わない。
彼らはずっと生きている。
僕らが生まれるはるか昔から生きながらえている。
そんな彼らをおそれたり呪ったりするのは違う。
ぼくらはありとあらゆるものの間に共存している。
悪も、善も、哀しみも喜びも
弱者も強者も、それらを切り離すのは簡単じゃない。
全ては表裏一体だ。
けれども、それは今に始まったことじゃない。
目を覚ませ、人民よ。
おごりは捨てよう。
賢くあれ。

目の前が立ちふさがっていたら、道を探そう。
家がなければ、家を建てよう。
寒ければ火を起こそう。
空腹なら狩をしよう。
ぼくらには知恵がある。
人間の友だちがいる。
そして神様の愛がある。

さあ、今日というすばらしい一日を生きよう。
昨日という素晴らしい日より、さらに素晴らしい今日。
そして今日よりもっと素晴らしい明日を求めて。 
それが人としての営みだ。

Get up Stand up (LIVE):Bob Marley

「目を覚ませ 立ち上がれ! 君の権利のために」
この曲はボブ・マーレー自身の戦いの原点でもある。やはり、これを聴かなきゃはじまらない。
聴いていると熱くなってくる。ほんとうにこれに尽きる。国民はこの歌をみんなで共有しよう、
なんていうと全体主義に陥ってしまうので、その輪がつながって、この歌のバイブスが賢明なる国民に届くことを願おう。

Power to the People:John Lennon

ストレートでベタだけど、「人民に力を!」
これ以上の力強いメッセージはない。
ぼくらはいったい何と戦っているのだろうか?
ステイすることは現実に目を背けることだ。
もう一度、そのことを考えていかないと、このバカげた騒動は収まりそうもない。
そうだろう、ジョン?

Should I Stay or Should I GoThe Clash

家でじっとしていることで感染が本当に治るとでも思っているのだろうか?
人の動きを止めて、それで感染が治るとでも?
細菌やウイルスとははるか太古の昔から人類は共存してきたのだ。
ゼロはありえない。
そして、何事もバランスだ。
感染防止と経済の疲弊とのバランスを考え、1日も早く、普通の生活を取り戻さねばならない。
とどまるべきか、いくべきか、答えは一つ。レッツゴー!

Fight The Power:Public Enemy

いつもいつもおとなしくしているだけが能じゃない。
いまこそダメなものにはノーをいい、間違っていることには声を上げるべし。
日本人には足りないのはそういう人間の尊厳への本能的な抵抗だ。
問題はなんだっていいんだ。社会がクソなら、それに抗えない人民もクソだ。
パブリックエナミーのこのラップには、そうしたシンプルながら、
直接訴えかけてくる真のパワーがある。
日本人よ、今こそ声を挙げよう!

STRUCTURE I 現代呪術の構造:DCPRG

社会にはいろんなカラクリ、仕組みがある。
それはいま、いろんな方法で知ることができる。
知らないまま、従順にいるやつらはただ単に消費され食われちまうだけだ。
賢くなって、頭を使い、身体を揺すって、さあ前へ進もう。
閉塞的でこの呪術的なまでに飼いならされた日々を打破すべし。
やっぱり、DCPRGはかっこいいな。まだ新宿リキッドルームがあったころのライブより。
過去に戻りたいキッズのために贈る。

仁義なき戦いのテーマ:津島利章

テレビバラエティ番組なんかで、ちょっとした暴力シーン、やばいシーンを茶化した形で使用される『仁義なき戦い』のテーマソングは、もともと津島利章によるご機嫌なアレンジで、このシリーズにかかせない、すぐれた劇伴なのだ。実にかっこいいのだ。いまこそ、このオリジナルを聴いて、真の敵に立ち向かう気持ちを鼓舞しよう。

All The Young Dudes:Mott The Hoople 

ボウイがモットザフープルの為に書き下ろした曲だ、ボウイバージョンもいいけど、
ここはMott The Hoople のバージョンでいきましょう。
遠隔で授業を受け、友達のできず、顔もわからず親睦すら深められない孤独な学生ライフ。
こづかいを稼ぐにもバイト先はなし。
それでもって遊び歩く若者たちに罪はない。すべて若き野郎どもよ
さあ、君たちの真の自由を謳歌したまえ! それが未来を作ると信じて。

Suzuki-Sensei-Sansei:Seigen Ono

コロナ禍の最大の犠牲者は子供たちであるといえるかもしれない。
大人たちの、策なき全体主義の狂騒は、これからを背負い、
生きていかねばならぬ本来子供にとってもっとも重要な自由を奪い、
そして、希望なき絶望へ追いやることの罪深さを完全に無視している。
子供は子供らしく、泥んこで、汗まみれで、遊び、笑い、
そして、無軌道に突き進むべし。
みんなそうやって大人になったのだ。
この虚無の地上で将来のある彼らをこれ以上犠牲にしてはいけないのだ。
そういう環境を整えるのが大人たちの使命じゃないかと思うんだ。

Good Thing Going:Sugar Minott

結局最後はうまくいく。そう信じればいい。
楽観主義は人類のアヘンなのだ。シュガーマイノットのレゲエを聞いて太陽を浴びるんだ。
そうして、世界をあるがままに受け入れば、すべてはうまくゆくさ。
なにごとにも希望がないといきていけませんものねえ。

Que Sera Sera : Sly and The Family Stone

最後は、スライの大好きな『Que Sera Sera』をアルバムバージョンとは違うバージョンで。
いろいろ好き勝手なことをいってきたけど、結局物事ってのは、なるようにしかならない。
コロナで死ぬ恐怖なんか、いつか通り越して、はやかれおそかれ人間は死ぬ。
だから、そんなみえないものにばかり怯えて暮らすなんて、バカバカしいと思うな。
もはや何事も覚悟なくしては、生き延びれない時代に入っている。
そう思って開き直って生きる方が、よっぽど清々しいはずなんだよ。
その意味で魔法の合言葉は「ケセラセラ」
不安なんてケセラセラ。

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