ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』をめぐって
アカデミー賞最多13部門ノミネート、 映画ファンの生涯の1本、大大傑作・・・ いろんな賛辞が踊った『シェイプ・オブ・ウォーター』を 劇場で観てあれから三年も経つんだな。 早いものだ。 自分にとって、生涯の1本かと言われると、 即答できないところもあるのだけれど 面白く、そして切なく、要するに観終わって 実に充足感のあった良い映画だったのは嘘じゃない。
映画・俳優アカデミー賞最多13部門ノミネート、 映画ファンの生涯の1本、大大傑作・・・ いろんな賛辞が踊った『シェイプ・オブ・ウォーター』を 劇場で観てあれから三年も経つんだな。 早いものだ。 自分にとって、生涯の1本かと言われると、 即答できないところもあるのだけれど 面白く、そして切なく、要するに観終わって 実に充足感のあった良い映画だったのは嘘じゃない。
映画・俳優そんな自慢にもならない話をしたのは カトリーヌ・ドゥヌーブの話をしたかったからなんだけれど、 で、ドゥヌーブの出世作は 当然、ポランスキでもブニュエルなんかじゃなくって、 やっぱりドゥミの『シェルブールの雨傘』ってことになる。 ちょうどその女の人も、 あのころの初々しいドゥヌーブ嬢の雰囲気に 近かったことだけを覚えている。
音楽雨とシティポップという組み合わせは、 実に、きってはきれぬ関係性を持っているものだな、ということを ただ曲を追っているうちに直感的に感じているだけのことであり、特別の根拠も縛りもない。 自分にとって、都合の良い解釈ではあるが、一つの聴き方として 少なくとも、人が無条件で忌み嫌う雨の呪縛を シティポップの軽妙さで解消しうることは間違いないんじゃないか、なんて思うのだ
特集僕は昔から雨がそんなに嫌いじゃない。 いや、むしろ、雨が醸す叙情が好きだったりするのだ。 いままでなんでもなかった景観が潤うと、 それだけで、全然違った表情になるのだから、 やはり天はマジック、演出は素晴らしい。 そんな雨に濡れた街並みを歩くだけで、 ジーン・ケリーの『雨に唄えば』じゃないけど、気分は高揚してくる。
音楽そんなわけで、雨のソングリストを編集するのはすこぶるたのしいことだ。 ただし、これは実に間口も広く、キリのない作業だということに改めて気付かされた。 雨は日常。 そして音楽のなかにも、大いに浸透しているキーワードの一つなのだ。
音楽ちなみに、同じ雨に日の音楽といっても 梅雨時期の雨と秋雨、春雨、 それ以外の時期の雨とはニュアンスが違うように思う。 六月の雨は、いわば定番の雨であり 次に控える夏の前座でもある。
映画・俳優そんなレオーの代表作として、 記念すべき第一作『大人は判ってくれない』の 若き日のレオーをまず、とりあげぬわけにはいかない。 なにしろ、たとえ初々しい13歳だろうが、 その後半世紀も経たくたびれた73歳だろうが 結局はレオーはレオーでしかない、 という絶対的神話性がスタートを切った重要なる作品なのだから。
映画・俳優しかしながら、この映画が訴えかけてくるのは 単に脱獄のサスペンスのみならず そこにまつわる人間ドラマにこそ心動かされる映画なのだ。 そこにベッケルのベッケルたるゆえんがある。
映画・俳優西川美和による『すばらしき世界』は 佐木隆三による小説『身分帳』という原案からの映画化である。 そうした失敗者、元ヤクザの男が刑期を終え出所後 この社会でどういきてゆくのか、 周りの人間たちの反応とともに、 そうした世間の冷たい視線を浴びながら 生きてゆこうとする男のあがきその様子が描き出されている。
映画・俳優例えば、スタンリー・キューブリックのカルトムービー 『時計仕掛けのオレンジ』を想起してみよう。 スクリーンにあふれかえるイメージ、アイコンは、 当時からみればいたく未来的であった。 けれども、今見返すと、どことなくレトロモダン風であり こだわりのキッチュな世界が支配している。 単に、懐かしい気分がするのだ。

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