我が家のMOON SONGプレイリスト
フルムーン。 先日、夜風を浴びながら月の美しさに見惚れていた十五夜の日。 心ここに在らずと、遠い世界のかなたからふりそそぐ 言葉なき言葉にひとり耳を傾けていた。
音楽フルムーン。 先日、夜風を浴びながら月の美しさに見惚れていた十五夜の日。 心ここに在らずと、遠い世界のかなたからふりそそぐ 言葉なき言葉にひとり耳を傾けていた。
映画・俳優クイーンってほんとすごいバンドなんだって改めて感じるんだけど 実に中身の濃い曲が多くって軽く流すってことができない。 聴いているだけで、グッと疲れてくるからやになっちゃうな。 もちろん、褒め言葉なんだけどね。
音楽九月の暦がはらりとめくれるたびにくしゃみがひとつ。 季節の変わり目にご注意を。 空を見上げると、かくも麗しいヘリオトロープの夕暮れどきの 厳かでロマンチックなひとときに佇む。 何と言っても九月は乙女ときめく眩しい季節なのであります。
音楽竹内まりやの懐かしの「セプテンバー」を聴いていると 「一番寂しい月」なんて歌われるものだから 切なくなってくるのだけれど 自分には一年の中でもっとも好きな月なのであります 紅葉ならぬ昂揚の季節。 ロマンチックムーンの下で、はみかむ文学少年少女たちよ、 今こそ羽ばたくときだ! まさしくすみれセプテンバーラブ、というわけ。
音楽さて、これまでも季節絡みで いろいろと音楽セレクションを書いてきたけれど 今日は、たった1日、その短いタームでのプレイリストと称して セレクトしてみたいと思う。
音楽当時のニューウェイヴ事情、 それぞれ海外、日本の状況を顧みて それを独断で表裏にわけて取り上げてみたけれど、 さりとて、単に当時のムーブメントの一部にすぎない。 埋もれたものやスルーしてしまったもののなかにも 注目すべきものはまだまだ無限にある。 それがニューウェイヴの奥深さなのだ。
音楽YMOにしたところで、基本テクノポップを掲げてはいたが 歌謡曲にもクビをツッコミ、YMOを母体にして ニューウェイヴ的な実験の場をおのおのソロ活動において 深く追求していたようにも思える。
音楽今みたいにインターネット経由の情報がまったくない時代。 よりどころにしていたのは、直にレコードショップへ足を運ぶこと。 そこからの情報収拾がてっとりばやかったのだ。 ジャケ選びも重要な要素だった。 そうして、片っぱしから面白いと思うものを買って聴きまくる。 (お金はないので、レンタル屋にも通い詰めた) そこで、レコードに入っている解説を熟読する。 そこからまたどんどん知識は膨らみ、興味が掻き立てられる。
音楽ニューウェイヴというジャンルは、実に多様性を持っていたわけで、 パンクが終わって、ポストパンクだのオルタナティブだの そう呼ばれることもあるが、 それはときにテクノだったりエレクトロニックポップだったり そうしたカラフルでキッチュな側面もあれば、 ダブやノイズ、インダストリアル、エクスペリメンタル、音響派と 一筋縄ではいかない、つまりはわけのわからないものも かなり混じり合って混沌としたジャンルのようにも思える。
サブカルチャー日本はいまや世界にほこるアニメ大国ではあるけれど、 正直、僕が子供の頃、見て育ったような、 素朴かつ、なかなか味わいのあるアニメなんて、遠い日の花火であり、 いまや、その絵のタッチも中身も、どれもが 現代風にアレンジされてしまった。 確かにそれらは小気味よく、こぎれいなもので 大多数を占められている気がするが どうも心に引っかからないのは何故だろう?