音楽

LIGHTNING IN A BOTTLE 2003映画・俳優

『LIGHTNING IN A BOTTLE』のこと

その『LIGHTNING IN A BOTTLE』をまたDVDで鑑賞していたところだ。 ちょうどブルーズ生誕100年 「イヤー・オブ・ザ・ブルース」の催しの1つとして撮影された本作は あの『ラスト・ワルツ』でおなじみの 製作総指揮マーティン・スコセッシのよる音楽ドキュメンタリー。 ラジオシティ・ミュージックホールにどれほど歴史があるのか、 また、このイベントすべての収益が、 若きミュージシャンたちの育成のためにブルース基金として使われた、というようなことも、 この映画を通じて知ったことだった。

SWIMMING POOL音楽

スイスイスーダラなスイミングプール

日本には似合わない風景のひとつ、プール付きの豪邸。 庭先に、ビニールの臨時プール、せいぜいその程度か。 サバービアほど日本に似つかわしくない言葉もない。 まあ、気候にも大きく左右されるんでしょうが、 ホックニーの絵のようなプールなら、眩しい陽光が必須。 とは言っても、夏のプールはそれ以上に人でごったがえす。 優雅さは、空間性ありき、というべきか。 ただし、室内プールなら事情も違う。

セミ音楽

哀愁蝉ナール

そもそも、あの羽化の神秘は必見もので。 長い年月地下生活者で、ようやく日の目をあびてもわずか数週間、 うまく羽化できれば、これ幸いの儀式。 で、背中を割って出てきて、宙返り発進、 神秘の純白の羽根は、地上という俗に属するための洗礼のような感じで 徐々に変色していくんですよね。 あれを見ると日中、数週間の大合唱ぐらい、大目に見てあげたい気になります。

MONDE音楽

チルアウト、モンドなアウラ

その名もモンドミュージック。 モンドとはイタリア語で“世界”を意味する言葉だが 数奇で独特な、というニュアンスを含みながら モンドミュージックはイージーリスニングをより洗練させ どこかビザールで、どこかキュッチュで それこそエキゾチズムを刺激するような空気を持った音楽のことで ワールドミュージックともまた響きが違う。

チルアウト音楽

チルアウト、邪気朽ちる

アンビエントが必ずしもチルアウトかというと そういうものでもないし、 ロックやポップミュージック、 あるいはクラシックやジャズの中にでも 十二分にチルな要素のあるものもある。 そこから拡張してラウンジと呼んでもいいし なんならモンドミュージックと一括りにしてもいいのだが 問題はそんなところにはない。 心地いいということに理屈はいらないわけだ。 そこが音楽の素晴らしさであり、暑さから逃れうる 一つの音楽体験と呼んでいる所以なのだ。

音楽

真夏の爆音ブギで心ウキウキ。

常々、音楽というものに癒され、励まされ、楽しみをもらってきた以上、 この切実な問題から目をそむけられはしない。 よって、ここはひとり部屋で爆音で音楽を聞いて、 いろんなモヤモヤを吹き飛ばしたい。 そんなこんなで、勝手に爆音リストなるものをつくってみた。 あくまでも、大きな音を競うわけではなく、その音楽を聞いて高揚するために そのひとつの方法として、爆音で聴く、ということを設定してみただけである

音楽

素敵なパンを召し上がれ

カリブ海の島国トリニダード・トバゴ共和国で発明された楽器で、 国民楽器に認定されているほど、浸透している。 トリニダード・トバゴのポートオブスペインで毎年行われるカーニヴァルでも 多くのスティールパン奏者が参加し、賑わいをみせるというが、 近頃では、いろんなポップ・ミュージックの楽曲のなかからも 頻繁に聞こえてくるようにようになった。