ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.14『春のそなた』
とまれ、この桃色素肌の風を纏い、 ボッティチェッリ、春のヴィーナスの庇護の下 森羅万象、息づく生命にかしづきながら、 一足先に、春をおとどけいたしやしょう。 まずは、春を共に楽しむ音楽編からスタート!
とまれ、この桃色素肌の風を纏い、 ボッティチェッリ、春のヴィーナスの庇護の下 森羅万象、息づく生命にかしづきながら、 一足先に、春をおとどけいたしやしょう。 まずは、春を共に楽しむ音楽編からスタート!
曽根中生によるロマンポルノ 『わたしのSEX白書 絶頂度』について語る前に、 その充実した自伝書籍『曽根中生自伝 人は名のみの罪の深さよ』を手に、 読んでみるとこれがなかなか面白い。 曽根作品の解説が本人の口から聴けるのだ。
春本番が来たら、改めて、春コレを書きたいのですが、 これは三月限定の、プレ春コレ盤セレクションであります。 自分としては、もう少し、冬を楽しみたいところがあります。 冬なんて大嫌いだって? まあまあ、その気持ちはわかりますが、 何事も、辛抱が肝心です。 その向こうに、素晴らしき開放感があるのですから。
しかし、この『1000年刻みの日時計』の特筆すべき素晴らしさは、 隠された真実(歴史)を丹念に、そして誠実に 時間をかけてあぶり出したその熱意にあるのだと思う。 方法論が、ドキュメンタリーであるか、フィクションであるかは この映画の本質ではないのだ。
シークエンス写真という概念は、 それだけでフォトストーリーであり たとえばクリス・マルケルの映画『ラ・ジュテ』を彷彿とさせる。 マルケルは連続する静止画で映画を形成したが マイケルズはそれを平面の写真だけでやってのけただけである。
幸い、僕はそんな冬を憎まずに生きてこれた。 冬には冬の魅力がある。 冬でしかできないことがある。 だから、冬という季節に、素敵な音楽の贈り物を受け取ることができるのだ。
ノエル・スコット・エンゲルこと スコット・ウォーカーが亡くなってはや二年近く、 忘れれらた、というわけでは決してないだろうが 時の移ろいの前に、人はなすすべはない。 そこで、この巨人の軌跡を、自分なりに追っておきたい。 4ADレーベルの訃報によって、 彼が妻帯者であり、孫までいることを知って驚いたものである。
流れる緑の血に正義を背負った運命をもつ妖怪人間は 始め一つだった細胞が三つの細胞が分裂して それぞれが出来上がったと言う設定だ。 なんならその細胞とやらを ひとつ顕微鏡でみてみたい気がするのだが あくまでもアニメ、架空の話にそう熱くなることもない。
革新的で、実験的なものが、その衝撃を無視して 棚の片隅にしまいこんでおくのは本質からは遠いのだ。 日常の刺激の源泉として、常に身近になければ啓示とはなるまい。、 アンダーグラウンドに眠る黒いダイヤモンドは、 たとえ鈍くも磨けばいくらでも光るものなのだ。 そんな音楽をここに選曲してみたい。
今日、1月11日はというとマイバースデイ。 1が三つ並ぶ日なので、昔から縁起がいいと言われ 気分は悪いはずもないんですが、 またひとつ歳を重ねたわけで、 どんどん死が近づいているのだな。 でも魂には年齢はないし、それこそ永遠なのだから そんなことには、まったく不安などないのです。 自分は年齢を重ねるたびに軽やかなになっている気がして それはそれで晴れ晴れしい気分、楽観的でさえいるのです。 そんなことをわざわざいったり、考えたりするのが 山羊座生まれの性分なのか、ってことになるのかな? まあいいか。