特集

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.19特集

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.19

僕は昔から雨がそんなに嫌いじゃない。 いや、むしろ、雨が醸す叙情が好きだったりするのだ。 いままでなんでもなかった景観が潤うと、 それだけで、全然違った表情になるのだから、 やはり天はマジック、演出は素晴らしい。 そんな雨に濡れた街並みを歩くだけで、 ジーン・ケリーの『雨に唄えば』じゃないけど、気分は高揚してくる。

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.17特集

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.17

細野晴臣、というか、はっぴいえんどの名曲「風を集めて」にあるように ぼくはひたすらに風を集める。 そして、大空を駆けたいのです。 何人にも侵害されることのないぼくだけの世界で、 ぼくは風に棲まう自由な魂たちと交感することが歓びなのだ。 そんなわけで、まだ間に合う、風を感じることに特化して ここに特集を組んでみよう。

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.15映画・俳優

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.15

そんなわけで、春たけなわの今、 個人の趣味的範疇において、エロティシズム漂う映画について考察してみよう、 そんな欲望がにょきっと頭をもたげている。 それは必ずしも、直接的でない表現かもしれないし 言葉に依存したエロというものかもしれない。 単に個人的なエロスの観点がさらされるだけだが ひとついえることは、それらが滲ませるエロティシズムは とても興味深いのものだということだ。 人間の生の営みのなかに存在する官能性を喚起するものである