ポランスキー『ローズマリーの赤ちゃん』をめぐって
そんな中で、『ローズマリーの赤ちゃん』は ホラー映画の古典的傑作として名高いのは言うまでもないが なんでもない日常からふと悪の手が伸びてくる恐怖を マタニティーブルーにつけこんで、悪魔崇拝といったオカルトテーマを 見事に結びつけた作品に仕上がっている。
映画・俳優そんな中で、『ローズマリーの赤ちゃん』は ホラー映画の古典的傑作として名高いのは言うまでもないが なんでもない日常からふと悪の手が伸びてくる恐怖を マタニティーブルーにつけこんで、悪魔崇拝といったオカルトテーマを 見事に結びつけた作品に仕上がっている。
映画・俳優昔から怪談話といやあ夏の風物詩、と相場は決まってはいるのだが じゃあ、幽霊ってのは冬になればなったで冬眠する、 なんて話は一度だって聞いたことがないし、 ゾッとすると言う意味ではむしろ、真冬に聞く怪談ほど 臨場感というかなんというか、そそるものもあるまい。 凍えんばかりにガタガタ身を震わせ、血の気が引くなんてのは これがホントのゾッとする話と言わずしてなんであろうか? そんなくだらない話の枕はこのくらいにしておくとして、 『ろぐでなし』プログラムVOL3.では、一つホラー映画についての特集を 組んでみようと言うわけである。
特集オータムコタム、山から小僧がやってきて・・・ 芸術の秋、食欲の秋。 深まる秋にちなんで、ロピュマガジンは とりあえず、第二弾「秋特集」を打ち出したいと考えまする。 私はこの秋という季節からが本番、 かき入れ時と申しまししょうか、収穫期と申しましょうか。 なんといいますか、いよいよ持って調子が出てまいります。
アート・デザイン・写真人であれ、ペットであれ、物であれ、ひとはなぜゆえにあれほどまでにその対象を偏愛してしまうのだろう? 通常の眼差しをわけもなく凌駕し、その対象へとのめり込むことの情熱。対象を語るということで滲み出してしまう偏愛への序章は、そのまま主体側の個としての資質、いわば重要な側面をすでに表出させているように思える。