今敏『東京ゴッドファーザーズ』をめぐって

『東京ゴッドファーザーズ』2003 今敏
『東京ゴッドファーザーズ』2003 今敏

メリークリスマス、ミスターミュージック!

今日はクリスマス。
外はあいにくの雨模様。
ぼくはとくに、クリスマスだから何をする、という人間じゃないけど
クリスマスの気配にはやっぱり敏感になってしまう。
といっても、普段と変わらずに、やりたいことをやりながら
静かに過ごすことが多い。
ただ、そこでも音楽だけは欠かせない。
とくに、クリスマスソングである必要もないのだけれど、
やっぱり、心安らぐ音を聴いていたいと思う。

さて、そんなぼくの一日のノートから、クリスマス限定、
今、この二千二十五年のムードを音楽とともに流してみたい。
ま、みんなそれぞれいい曲だし、クリスマスだけに聞かれる音でもないけれど、
やっぱり、自分にとってはかけがえのない音楽であり、
きっと、これからも聴いてゆくんだと思う。

今年一年、いろんなことがあったけど
いま、こうして、平和で、希望をもって過ごしていられることに感謝の念と
音楽そのものに、祈りと喜びと希望を込めて、メリークリスマス!

ぼくだけのクリスマスの調べ

The Pogues – Fairytale Of New York

いつの間にか、クリスマスの定番になってしまったポーグスの名曲「Fairytale Of New York」で今年も始めようか。二年前にシェイン・マガウアンも他界してしまっているし、ちょっと寂しいけど、この曲を聴くと何故だか気分が高揚してくるね。

Jeff Buckley – Hallelujah

世界中のいろんなアーティストがカバーしているレナード・コーエンの名曲「Hallelujah」。こちら、孤高の天才、夭逝のシンガー、ジェフ・バックリィのバージョンには、特別なオーラがあるね。心洗われる気持ちと同時に、なぜか胸を締め付けられるような熱いものが込み上げてくる。。。

The Band – Christmas Must Be Tonight

こちらも説明不要、ザ・バンドの名曲。「Christmas Must Be Tonight」。最後アルバムとなった77年のアルバム『アイランド』に収録の曲で、ロビー・ロバートソンが息子誕生での祝福の思いが託されているのだという。

Sarah Willis feat.Carlos Calunga & The SarahbandaFeliz Navidad (Arr. Aragón)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者サラ・ウィリスが、キューバのバンド「ザ・サラバンダ」と共に製作したラテンクリスマスアルバムから、あの「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のカルロス・カルンガが歌う「Feliz Navidad」。静かに過ごした人も、みんなとワイワイ過ごしたい人も、陽気なラテンのリズムの乗って過ごすノリノリのクリスマスも悪くはないよね。

Chris ReaDriving Home For Christmas

天使の歌声かどうかはわからないけど、こちらは渋くて大好きな声の持ち主、クリス・レアの名曲「Driving Home For Christmas」。毎年聴いているし、ポップなチューンだけど、飽きないなあ。もちろん、ドライブに最適なのはいうまでもない。

Joni Mitchell – River

これもクリスマスの定番というか、多くのアーティストがカバーしている名曲になるんだろうな。ジョニの名盤『ブルー』に入っている「RIVER」。恋人と別れて一人で過ごすクリスマスの哀愁が、じんわりと込み上げてくる。恋多きジョニは、当時、恋の痛手に対しても「タバコを包むセロファンのような」ピュアで無防備な気持ちでこの曲を書いたのだとか。。。ちょっと切ない。

James Taylor – Have Yourself A Merry Little Christmas

ジョニの流れで、たまたまジェームス・テイラーに行き着いてしまった。この人も、やっぱり僕にとっては天使の歌系列に属すエバーグリーンなSSWだなあ。2002年の地味だけど名盤「October Road」から、10月なのに、なぜだかエンディングを飾るクリスマストラック。

山下 達郎 & 吉田美奈子 If You Want It 

ナイトフライトの大ヒットナンバー「If You Want It」を達郎&吉田美奈子のゴールデンコンビのデュエットで聞かせる名曲。頑張ってきた人に、この曲を贈ろう。クリスマスソングではないんだけど、なぜか、この時期になると毎年聴いて励まされているんだな。

Mark Stewart – Forbidden Colour

クリスマスにも一曲ぐらい、変わった曲があってもいいか。といっても、元は教授の「戦メリ」のボーカルバージョンで、デヴィッド・シルヴィアンの曲のカバーでもあるんだけど、それを元ポップ・グループのマーク・スチュアートがダブバージョンでやっているという。なんとも大胆だけど、興味深い一曲だな。マークも2年前に62歳で亡くなっているのか。歳をとったね。

Tom Waits – Silent Night & Christmas Card From A Hooker In Minneapolis

クリスマスといえば、トム・ウェイツは欠かせない。ストーリーテラーにはたまらない。僕は勝手に酔いどれサンタと呼んでいますが。ピアノ弾き語りのダミ声で「サイレント・ナイト」から、「Christmas Card From A Hooker In Minneapolis」へ。誰もこのムードは出せないよな。

SONG LIST

  1. The Pogues – Fairytale Of New York
  2. Jeff Buckley – Hallelujah
  3. The Band – Christmas Must Be Tonight
  4. Carlos Calunga · Sarah Willis · The SarahbandaFeliz Navidad (Arr. Aragón)
  5. Chris ReaDriving Home For Christmas
  6. Joni Mitchell – River
  7. James Taylor – Have Yourself A Merry Little Christmas
  8. 山下達郎 & 吉田美奈子If You Want It 
  9. Mark Stewart – Forbidden Colour
  10. Tom Waits – Silent Night & Christmas Card From A Hooker In Minneapolis