諏訪敦彦『風の電話』をめぐって
透明さを通じて不透明さを知る。いまこそ風の言葉に優しい眼差しを 今年もまたあの忌まわしい瞬間がやってきてそして風のように過ぎ去っていった。今から10年前、3月11日午後14時46分の記憶。この覚えのない痛みを、どこからと...
透明さを通じて不透明さを知る。いまこそ風の言葉に優しい眼差しを 今年もまたあの忌まわしい瞬間がやってきてそして風のように過ぎ去っていった。今から10年前、3月11日午後14時46分の記憶。この覚えのない痛みを、どこからと...
細野晴臣、というか、はっぴいえんどの名曲「風を集めて」にあるように ぼくはひたすらに風を集める。 そして、大空を駆けたいのです。 何人にも侵害されることのないぼくだけの世界で、 ぼくは風に棲まう自由な魂たちと交感することが歓びなのだ。 そんなわけで、まだ間に合う、風を感じることに特化して ここに特集を組んでみよう。