大竹伸朗という画家
もっとも、大竹伸朗は現代美術の作家という枠に 収まりきれないアーティストだと最初に書いたように その可能性が無限に広がりを見せるアーティストである。 仮に、あたまでっかちな感じでとらえているひとには、 まず、絵本『ジャリおじさん』をおすすめしよう。 子供ならずとも、まずは大人が読むべく絵本なのかも知れない。 「ジャリ ジャリ」という「こんにちは」という挨拶の言葉で始まる。
もっとも、大竹伸朗は現代美術の作家という枠に 収まりきれないアーティストだと最初に書いたように その可能性が無限に広がりを見せるアーティストである。 仮に、あたまでっかちな感じでとらえているひとには、 まず、絵本『ジャリおじさん』をおすすめしよう。 子供ならずとも、まずは大人が読むべく絵本なのかも知れない。 「ジャリ ジャリ」という「こんにちは」という挨拶の言葉で始まる。
さて、ジャパン時代には、あくまでもアート嗜好の強い 美意識にこだわりのあるミュージシャン といった域に過ぎなかったデヴィッドが ヴィジュアルアートを強く推し進め始めたのは、 解散後からだといっていい。 ソロファースト『Brilliant Trees』のリリースあたりで まず、一冊の写真集『Perspective』を発表する。 これは主に、身内の人間やレコーディング時に関係した 仲間内を撮影したポラロイドを合成して 一枚の絵に仕上げると言うもので、 言うまでもなくデヴィッド・ホックニーの亜流である。