ジャケ買い

アート・デザイン・写真

ジャケ買いといふもの、其の産

ブルーノートというと、創始者であるアルフレッド・ライオンのことを 真っ先に取り上げるべきだろうが ここではカバーアート、ジャケットデザインのことに限っておく。 そうすると、なんといってもリード・マイルス そしてフランシス・ウルフのフォトグラフ、 この才能の素敵な邂逅が、音楽業界とグラフィック・デザイン業界に与えた影響力に自ずと触れることになる。 まさに文化遺産ものだ。 デザインに関わる人間なら おそらく影響を受けていない人はいないんじゃなかろうか?

Pink Floydアート・デザイン・写真

ピンク・フロイドとヒプノシスをめぐるジャケット考察

そんな伝説のバンド、ピンク・フロイドを中心に、 そのジャケットワークを手がけたデザイン・チームこそが 「ヒプノシス」だ。 今日はそのアートワークについて書いてみたいと思う。 ヒプノシスのリーダーであるストーム・ソーガソンと、 ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ、シド・バレットとは 高校時代からの仲間だった。 その縁が取り持って、あのような歴史的名盤との共犯関係が 続々出来上がっていったのである。