石井輝男『ねじ式 』をめぐって
それにしても、浅野忠信と言う俳優は いつも不思議なオーラを放っている。 『ねじ式』のツベ(言うまでもない、つげ義春の分身) と言う男はその不思議な存在感 そして個性の可能性をどこまでも冷静に押し出してくる。 このシュールで不条理な作品が 浅野忠信という俳優が出演しているだけで、 なぜこれほどまでに安心感ある絵になってしまうのか?
それにしても、浅野忠信と言う俳優は いつも不思議なオーラを放っている。 『ねじ式』のツベ(言うまでもない、つげ義春の分身) と言う男はその不思議な存在感 そして個性の可能性をどこまでも冷静に押し出してくる。 このシュールで不条理な作品が 浅野忠信という俳優が出演しているだけで、 なぜこれほどまでに安心感ある絵になってしまうのか?
もはや混沌、カオスといっていい。 その状態こそがシュールなのである。 よって、独断ですべての折衷として、 ここに、アヴァンポピュールというジャンルを旗揚げしようと思う。 それはあらゆる不満、欺瞞に対する挑戦である。 一歩踏み出して、なにかを生み出すにもパワーがいる。 そのための活力源こそがズバリ、アヴァンポピュールというわけだ。 そうしたものをこの素晴らしき世の中にみいだし、 注目すべき指標たちに希望の眼差しを投げかけてみたい。