曽根中生『ためいき』をめぐって
さっきこっそりひとりで映画を見たんです。 曽根中生という監督の『ためいき』という作品なんです。 私、こういうの、結構好きなんです。 ちょっと、エッチだけど、 ポルノだからしょうがないんです。 でもなんだかとっても面白い。 こういうの、期待していたんです。 ほんとなんです。 私、変態なのかしら? 自分でも、だんだんはまっていくのがわかるんです・・・
さっきこっそりひとりで映画を見たんです。 曽根中生という監督の『ためいき』という作品なんです。 私、こういうの、結構好きなんです。 ちょっと、エッチだけど、 ポルノだからしょうがないんです。 でもなんだかとっても面白い。 こういうの、期待していたんです。 ほんとなんです。 私、変態なのかしら? 自分でも、だんだんはまっていくのがわかるんです・・・
曽根中生によるロマンポルノ 『わたしのSEX白書 絶頂度』について語る前に、 その充実した自伝書籍『曽根中生自伝 人は名のみの罪の深さよ』を手に、 読んでみるとこれがなかなか面白い。 曽根作品の解説が本人の口から聴けるのだ。
そんな小難しいことはさておき、日活ロマンポルノは わずか70分程度の尺の中に、一定のお色気を含むと言う規定以外は 実に自由で、奔放な映画作りの情熱に突き動かされた、 真の映画狂たちが集う実験の場でもあったのである。 その熱気は男と女の睦みごと以上に熱く、狂わしいものだ。