初山滋のこと
芸術的な絵もいいだろう。 おしゃれなデザインもいいだろう。 小難しい絵も、ハッとする絵も、なんだかわからない絵も 人間が描いたものには変わりがない。 絵には言葉で説明できない情緒というものがある。 だが、そうはいっても初山滋の絵は馬鹿にはできない。 この宇宙は、その汚れなき透明な眼差しには 抗えない強い磁力がある。なぜなら、そこに描かれたイメージに 見透かされた心の穴を埋めてくれる何かがあるからだ。
芸術的な絵もいいだろう。 おしゃれなデザインもいいだろう。 小難しい絵も、ハッとする絵も、なんだかわからない絵も 人間が描いたものには変わりがない。 絵には言葉で説明できない情緒というものがある。 だが、そうはいっても初山滋の絵は馬鹿にはできない。 この宇宙は、その汚れなき透明な眼差しには 抗えない強い磁力がある。なぜなら、そこに描かれたイメージに 見透かされた心の穴を埋めてくれる何かがあるからだ。
ここにあげるものは、こどもたちのみに向けられた大人側の高みからの視線ではない。 視線はむしろローアングルだ。 子供とともに強制する、未来を夢見る者たちすべてへの福音なのである。 そんな力を信じて支持したい、ただそれだけのことである。