フランソワーズ・ドルレアック小論法
伝説と呼ばれしものは、永遠に燃え上がるために、この世を早く去る。 そんな格言めいたことばを、ふと呟きたくなるひとりの女優がいる。 彼女の名前はフランソワーズ・ドルレアック。 いうまでもなく、妹は歳は一つ違い、 フランス映画界の大女優カトリーヌ・ドヌーブ、その姉として名が刻まれている。 世間広しといえ、ぼくにとって、美しい姉妹といえば 映画史のなかで、この二人以上に比較しうる存在がいない。 さらにいえば、ぼくは圧倒的なまでに姉ドルレアック派なのである。
映画・俳優伝説と呼ばれしものは、永遠に燃え上がるために、この世を早く去る。 そんな格言めいたことばを、ふと呟きたくなるひとりの女優がいる。 彼女の名前はフランソワーズ・ドルレアック。 いうまでもなく、妹は歳は一つ違い、 フランス映画界の大女優カトリーヌ・ドヌーブ、その姉として名が刻まれている。 世間広しといえ、ぼくにとって、美しい姉妹といえば 映画史のなかで、この二人以上に比較しうる存在がいない。 さらにいえば、ぼくは圧倒的なまでに姉ドルレアック派なのである。
映画・俳優あのヒッチコックも鼻で笑うような もったいぶった出だしを書き連ねたのは 今夜トリュフォーの『日曜日が待ち遠しい!』を観たからだ。 フィルム・ノワール、つまりは犯罪映画でもあり 同時に軽妙なコメディタッチで描かれた、 ファニー・アルダンとジャン=ルイ・トランティニアンの なんとも渋い大人の恋の物語でもある。 ジョルジュ・ドルリューのスコアに乗って オープニングから、こちらは犬が絡んで 路上を小気味好く闊歩するアルダンが素敵すぎる。 これってタチ讃歌?とでもいうべく、牧歌的な始まりに胸がときめく。
映画・俳優恋愛とは必ずしも甘美なことばかりではない・・・ なにを当たり前のことをいうのだ、と思うかもしれないが 恋の代償は、なまじ心の痛みを伴うが故に他人にはわからない。 当人にとっては、すこぶる深刻な問題なのだ。 それが究極にまでいきつくと、死まで突っ走ってしまうこともある。 愛を軽んじてはいけない。 フランソワ・トリュフォー『隣の女』はそんな映画の一本である。 とはいえ、ただのつまらない不倫話という、 ある種、下世話なジャンルになりさがることもなく、 恋愛の美しさとむごたらしさの境界を 粛々と描いてみせるトリュフォーの手腕により、 いい映画だった、と口にするのも躊躇うほど 怖ろしい結末へと導かれてゆく。
映画・俳優そんなレオーの代表作として、 記念すべき第一作『大人は判ってくれない』の 若き日のレオーをまず、とりあげぬわけにはいかない。 なにしろ、たとえ初々しい13歳だろうが、 その後半世紀も経たくたびれた73歳だろうが 結局はレオーはレオーでしかない、 という絶対的神話性がスタートを切った重要なる作品なのだから。
映画・俳優ジャンヌ・モロー演じるカトリーヌは この主演によって女性解放運動の旗手として、 多くの女性からの共感を呼び、映画自体もヒットを記録。 まさに女性解放が叫ばれる映画にふさわしい、 時代の夜明けを象徴していると言っていいだろう。
映画・俳優こどもはたから。こどもはちから。羽ばたけわんぱくこどもどもの詩 原題は『L’ ARGENT DE POCHE(おこづかい)』なのに、なぜか邦題が『トリュフォーの思春期』・・・このいかにも、な興行の経緯が気には...