エリック・カール『はらぺこあおむし』のこと
そんなときに、癒されるのが、 アメリカの絵本作家であるエリック・カールの ベストセラー絵本『はらぺこあおむし』である。 ちなみに、翻訳は39か国語に渡り、出版部数は5500万部を越えるというから まさにキング・オブ・絵本である。 あおむしが蝶になるまでの過程を見事に絵本にした、 いわゆる仕掛け絵本となっている。 要するに、はらぺこあおむしが食べた部分に穴があいた作りで、 まさに視覚的で立体的な絵本なのだ。 内容はというと、日曜日に生まれたあおむしくんの食事を 土曜日まで順に1週間を追いながら、無事蝶へと変身する物語が描かれている。