藤田嗣治という画家
Who is FOU FOU? いまでこそ、世界をまたにかけ活躍する日本人アーティストなど珍しくもなんともなく、誇らしい限りだが二十世紀初頭となると、せいぜい早川雪舟かこれから書く藤田嗣治ぐらいしか思い浮かばない。 そん...
Who is FOU FOU? いまでこそ、世界をまたにかけ活躍する日本人アーティストなど珍しくもなんともなく、誇らしい限りだが二十世紀初頭となると、せいぜい早川雪舟かこれから書く藤田嗣治ぐらいしか思い浮かばない。 そん...
そんな画家フジタは おかっぱに丸メガネ、ちょび髭にピアスがトレードマークで 当時の日本人としてみても かなりエクセントリックなイメージを伺わせていたが モンパルナス界隈、エコール・ド・パリで ピカソ、モジリアーニ、コクトーなど 様々な国籍の芸術家達と日夜交友を深めながら いち早く西洋画壇で人気を博した人である。
僕は絵の可能性、一枚の絵の魅力に取り憑かれた人間というだけだ。 絵描きという存在の復権を願って、ここに美術史の中から なんの脈略もなく、心に留まった画家を拾い集め 個人的な思入れを書いてみよう。 あえて、絵というものに終始固執した画家たちについて取り上げてみよう。 僕にとってはそうした絵描きは憧れであり、同志であり、夢先案内人だ。