水木しげる

「PARALLEL MODE: オディロン・ルドン―光の夢、影の輝き」アート・デザイン・写真

「PARALLEL MODE オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き」のあとに

一般的には、シュルレアリスムの先駆者たる幻想画家だが、 晩年になって至った新境地によって パステルを使用した艶やかな色彩の絵画で、ようやく世間からもみとめられ、 ここ日本でも、比較的人気のある画家として、その扱いを受けてきた。 とりわけ、生涯にわたって描き続けた花のモティーフは 陽的なルドンの評価を決定づけるまでに人気がある。

相馬の古内裏 歌川国芳アート・デザイン・写真

『歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力』のあとに

今、ちまたで浮世絵にスポットライト、との声が聞こえてくる。 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の影響があるとかないとか。 多少世代差もあるだろうが、 ある程度、一般教養としてなら、 まず北斎の名を知らぬ日本人などそういないだろうし、 そうなると、『東海道五十三次』の広重あたりだって含むはずである。 確かに河鍋暁斎や月岡芳年あたりになるとマ二アックなのはわかる。 国宝酒井抱一や尾形光琳などは少し渋すぎるとしても 昨今では、、若冲人気は高いところだし、 なら、その師匠格の歌川国芳あたりはどうか?

妖婆 死棺の呪い(Вий) 1968映画・俳優

アレクサンドル・プトゥシコ『妖婆 死棺の呪い』をめぐって

1967年に撮られロシア発のカルトホラームービー『妖婆 死棺の呪い』を 久々に見返したところである。 これが今時ないスタイルの、言うなれば手作業ホラーで案外面白い。 その昔、ローカルのテレビでも幾度か 放映されたような記憶があるし 映画館でも時々、何かの特集のなかの一本にかかる映画で、 事あるごとに見てきたのは確かだが、 その割には内容がいまいちよく思い出せない。 いつもどこかで微睡んでしまうからなのか、 それともストーリー性があってないような話だからか。

特集

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.25

そんな気の滅入る空気に支配されないための素敵な出来事を おのおのが見出し楽しむしかないのである。 そのことを、お題目として唱えるだけである。 戦後76年目の夏。 せっかくゼロからここまで来たのだ。 あともどりするやつらはこの際ほっておこう。 いつだって、まっさらな心をとりもどして、 希望ある未来へ、歩みだしてゆこう。 それが生きる意味、人生なのだ。