ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.35 日本のソコヂカラを託して 映画特集
最近の映画を見ていると、構造が複雑なものが増えたように思う。 ストレートでシンプルなものは少ない。 テーマも多岐にわたり、それによって時代を意識せざるを得ない感覚に捉われる。 かつて、あるいは過去にとらわれてばかりもいられないが、 良き日本のことを忘れたくもない。 この流動的で、変化に富む現代において、 時代を照らし出す映画というものを通して いまいちど、日本人の誇り、そして素晴らしさを再確認したい、それだけだ。
最近の映画を見ていると、構造が複雑なものが増えたように思う。 ストレートでシンプルなものは少ない。 テーマも多岐にわたり、それによって時代を意識せざるを得ない感覚に捉われる。 かつて、あるいは過去にとらわれてばかりもいられないが、 良き日本のことを忘れたくもない。 この流動的で、変化に富む現代において、 時代を照らし出す映画というものを通して いまいちど、日本人の誇り、そして素晴らしさを再確認したい、それだけだ。
大げさなことではないはずだ。 奇をてらうことでもない。誇張するまでもない。 素晴らしき日本の鑑を再発見、再認識してゆこうというわけなのだ。 そんな思いから、まずは、日本映画の魅力に目を向けてみよう。 小津、黒澤、溝口、成瀬、木下・・・ 巨匠達はいざしらず、僕が好きで魅了されてきた 素晴らしき日本映画のソコヂカラを いまいちど、じっくりあじわってみたい。