宇野亞喜良 「AQUIRAX UNO」展のあとに
東京オペラシティアートギャラリーにて 「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」に行ってきた。 宇野亞喜良の大々的な展示には初めて足を運んだが、 広告はむろん、絵本や装丁の原画からポスター、彫刻に映像作品まで 幅広いジャンルとその個性に直に触れ 出品点数が900点越えというそのボリューム、その独自の世界を十二分に堪能した。 「アートとデザインの境界線は、この先20年のうちになくなるんじゃないかという気がする」 とはかの横尾先生の言葉。
東京オペラシティアートギャラリーにて 「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」に行ってきた。 宇野亞喜良の大々的な展示には初めて足を運んだが、 広告はむろん、絵本や装丁の原画からポスター、彫刻に映像作品まで 幅広いジャンルとその個性に直に触れ 出品点数が900点越えというそのボリューム、その独自の世界を十二分に堪能した。 「アートとデザインの境界線は、この先20年のうちになくなるんじゃないかという気がする」 とはかの横尾先生の言葉。
絵を描くことは実に楽しい時間なのだが、 それと同時に、他人が描いた絵を見るのも、 これまた楽しいものである。 人間の個性とはつくづく、その人にしか宿らないことを教えられる。 絵は言葉とは違うものの、それでも人間性が如実に現れる。 アートとひとことでいっても、落書きもあれば、ファインアートもある。 また、コテコテの現代美術やコンセプチュアルアートまで、実に多種多様だ。 それこそ名の知られた画家の作品はいざしらず、 近頃では、素人画家や日曜アーティストにとって、 表現の場はいくらでもあるし、そのメディアもさまざまである。 デジタルを使えば、瞬間的なアートがその場で生成されてしまう時代だ。