宇野亞喜良

宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO|東京オペラシティ アートギャラリーアート・デザイン・写真

宇野亞喜良 「AQUIRAX UNO」展のあとに

東京オペラシティアートギャラリーにて 「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」に行ってきた。 宇野亞喜良の大々的な展示には初めて足を運んだが、 広告はむろん、絵本や装丁の原画からポスター、彫刻に映像作品まで 幅広いジャンルとその個性に直に触れ 出品点数が900点越えというそのボリューム、その独自の世界を十二分に堪能した。 「アートとデザインの境界線は、この先20年のうちになくなるんじゃないかという気がする」 とはかの横尾先生の言葉。

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ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.40 ポストパンデミック前編:アートでぶらり、美術鑑賞特集

絵を描くことは実に楽しい時間なのだが、 それと同時に、他人が描いた絵を見るのも、 これまた楽しいものである。 人間の個性とはつくづく、その人にしか宿らないことを教えられる。 絵は言葉とは違うものの、それでも人間性が如実に現れる。 アートとひとことでいっても、落書きもあれば、ファインアートもある。 また、コテコテの現代美術やコンセプチュアルアートまで、実に多種多様だ。 それこそ名の知られた画家の作品はいざしらず、 近頃では、素人画家や日曜アーティストにとって、 表現の場はいくらでもあるし、そのメディアもさまざまである。 デジタルを使えば、瞬間的なアートがその場で生成されてしまう時代だ。