映画・俳優 小林勇貴『全員死刑』をめぐって 2024.05.10『全員死刑』。 何だ、この強烈なタイトルは? 手を伸ばすべきか、無視すべきか? しばらく頭のどこかにひっかかってはいたが、 ずっとスルーしてきた映画である。 バイオレンスは当然、恨み、辛み、憎しみと言った 負のオーラをプンプン匂わせる。 が、どこかで悪趣味なものも観てみたい、 たまにはB級ものが観たくなるってのが映画好きの性だ。 映画は所詮娯楽。 かならずしも高尚なものたちのためだけにあるものじゃない。 そんな気持ちに抗えず、勢いで観てしまった。