ロイ・アンダーソン「ホモ・サピエンスの涙」をめぐって
ざっと話を33話分を一応言葉で追ったものの それで面白さが伝わるとは到底思えないところである。 さらに丁寧に情景を描写できなくもないが、 そこは映像を見てそれぞれが感じ取ればいい。 そこは主観が入るので簡易的に並べてみたにすぎない。 もっとも、映像でそれをみたとて退屈を感じる人もいるだろうし これがなに? 何が言いたいの? と思う見方もあるだろう。 ロイ・アンダーソンのスタイルは、 概ね「散歩する惑星」からほとんど何も変わってはいない。 映画としてはかなり特殊な形態であり、 斬新でありながらも、見る人を選ぶ映画でもあるんだと思う。