サロン de ビクトル・エリセ
あれは「シネ・ヴィヴァン・六本木」がまだあった80年代の終わりだったか。 ビクトル・エリセのデビュー作である『ミツバチのささやき』に はじめて出会ったときの感動は、40年近く過ぎた今も、全く色あせてはいない。 いまだに、大切で幸福な映画体験の代表として、ことあるごとに「語ってしまう。 一つの事件のように、それほど、大きなショック、感銘を受けた映画なのだ。
映画・俳優あれは「シネ・ヴィヴァン・六本木」がまだあった80年代の終わりだったか。 ビクトル・エリセのデビュー作である『ミツバチのささやき』に はじめて出会ったときの感動は、40年近く過ぎた今も、全く色あせてはいない。 いまだに、大切で幸福な映画体験の代表として、ことあるごとに「語ってしまう。 一つの事件のように、それほど、大きなショック、感銘を受けた映画なのだ。
アート・デザイン・写真10年に一度しか撮れないのか、撮らないのか? 『みつばちのささやき』から10年後に『エル・スール』。 そのまた計ったように10年をかけ、 エリセが満をじして温めていた構想が テーマがかぶるということで、企画を断念せざるを得なかったのは 呪われた作家ゆえなのか? 幸い、そんな思慮深い作家が 気持あたらに手を伸ばしたもう一人の神秘があった。 スペイン美術を代表する画家アントニオ・ロペスである。
特集ドキュメンタリーとは、文字通り単なる事象の記録でもなければ 躍動的写真の連続体というわけでもない。 また、あるがままに晒された現実でもない。 それは多くのフィクショナルな劇映画となんら変わることはない、 映画としての、魔法や方法論を駆使した主張なのだ。