映画・俳優 ミヒャエル・ハネケ『愛、アムール』をめぐって 2024.06.19『白いリボン』『Amour』と 続けざまにパルムドールを受賞した実力者にもかかわらず、 それまであまり評判のよろしくなかった、 というと語弊があるが、 賛否両論の激しかったオーストリアの映画作家ミヒャエル・ハネケによる 『Amour (原題:愛、アムール)』には そのような前振りなど、何の意味も持たないほど、 久々にしばらく動けないほど、しびれのような感銘を受けてしまった。