『エドワード・ゴーリーを巡る旅』のあとに
うろんなぼくが違和感と共に暮らす術を学ぶまで 胡乱とは、つまりは胡散臭いこと、あるいは不確かなこと。この「うろん」という言葉を、ぼくがはじめて意識したのがこのエドワード・ゴーリーによる絵本『うろんな客』だったこともあり以...
うろんなぼくが違和感と共に暮らす術を学ぶまで 胡乱とは、つまりは胡散臭いこと、あるいは不確かなこと。この「うろん」という言葉を、ぼくがはじめて意識したのがこのエドワード・ゴーリーによる絵本『うろんな客』だったこともあり以...
絵を描くことは実に楽しい時間なのだが、 それと同時に、他人が描いた絵を見るのも、 これまた楽しいものである。 人間の個性とはつくづく、その人にしか宿らないことを教えられる。 絵は言葉とは違うものの、それでも人間性が如実に現れる。 アートとひとことでいっても、落書きもあれば、ファインアートもある。 また、コテコテの現代美術やコンセプチュアルアートまで、実に多種多様だ。 それこそ名の知られた画家の作品はいざしらず、 近頃では、素人画家や日曜アーティストにとって、 表現の場はいくらでもあるし、そのメディアもさまざまである。 デジタルを使えば、瞬間的なアートがその場で生成されてしまう時代だ。