スティーブ・ジャンセンをめぐって
デヴィッドの実弟として、ジャパン時代は 常に、一歩も二歩も引いた形で、縁の下の力持ちとしての域を出なかったが ドラマーとしての腕、ミュージシャンとしての進化には驚くべきものがあった。 もはや、ジャパン時代ですら、遠い昔のことのようになってしまったが、 最近では、エグジット・ノースという新たなバンド活動の場を見出し 独自の美学を追求し続けている。 あいかわらず、日本のミュージシャンたちとの交流も活発で 未だ絶大なるリスペクト、人気を誇る玄人好みのドラマーである。