ウィリアム・フリードキン『エクソシスト』について
ホラー特集のトリを飾るのは、やはり、これしかない。 泣く子も黙る『エクソシスト』だ。 いわずもがない、ホラー映画の金字塔、である。 昨今、様々なホラーアプローチはあるが、 自分にとっては、最初に出会ったホラーであり、 この怖さは、いまだ記憶の袖を離さない。
ホラー特集のトリを飾るのは、やはり、これしかない。 泣く子も黙る『エクソシスト』だ。 いわずもがない、ホラー映画の金字塔、である。 昨今、様々なホラーアプローチはあるが、 自分にとっては、最初に出会ったホラーであり、 この怖さは、いまだ記憶の袖を離さない。
昔から怪談話といやあ夏の風物詩、と相場は決まってはいるのだが じゃあ、幽霊ってのは冬になればなったで冬眠する、 なんて話は一度だって聞いたことがないし、 ゾッとすると言う意味ではむしろ、真冬に聞く怪談ほど 臨場感というかなんというか、そそるものもあるまい。 凍えんばかりにガタガタ身を震わせ、血の気が引くなんてのは これがホントのゾッとする話と言わずしてなんであろうか? そんなくだらない話の枕はこのくらいにしておくとして、 『ろぐでなし』プログラムVOL3.では、一つホラー映画についての特集を 組んでみようと言うわけである。