隣の女

隣の女 1981 フランソワ・トリュフォー映画・俳優

フランソワ・トリュフォー『隣の女 』をめぐって 

恋愛とは必ずしも甘美なことばかりではない・・・ なにを当たり前のことをいうのだ、と思うかもしれないが 恋の代償は、なまじ心の痛みを伴うが故に他人にはわからない。 当人にとっては、すこぶる深刻な問題なのだ。 それが究極にまでいきつくと、死まで突っ走ってしまうこともある。 愛を軽んじてはいけない。 フランソワ・トリュフォー『隣の女』はそんな映画の一本である。 とはいえ、ただのつまらない不倫話という、 ある種、下世話なジャンルになりさがることもなく、 恋愛の美しさとむごたらしさの境界を 粛々と描いてみせるトリュフォーの手腕により、 いい映画だった、と口にするのも躊躇うほど 怖ろしい結末へと導かれてゆく。

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.34 女と男のいる鼓動 映画特集映画・俳優

ロピュマガジン【ろぐでなし】vol.34 女と男のいる鼓動 映画特集

恋は勉学の対象でないが、映画にはロマンティックで マネしたいようなそんな瞬間はいくらでもある。 でも、チョット待って! そんな安直な特集をここで繰り広げたいのですか? そう思いのあなたにだけ、特別な映画をご紹介しよう! 別段、美男美女のロマンティックな恋模様だけが全てではない。 くたびれのもがきであろうと、老いらくの狂い咲きであれ、 またまたトンチンカンで自己中な思いであれ、 はたわけのわからぬ戯れであれなんであれ、 そこにいる男と女がそれぞれの立場で、 相手を思い、すれ違う様を瞳に映じて夢をみようというだけの話だ。