『Ryuichi Sakamoto: CODA』をめぐって
あーだ、こーだ、終章の入り口で寵児を語る その人物が、まだ在命か否かでは自ずと思い入れも違ってくる気がしている。伝説が一人歩きするような、歴史的人物への思いはある意味吹っ切れたように、ストレートにぶつけられる。音楽でいう...
あーだ、こーだ、終章の入り口で寵児を語る その人物が、まだ在命か否かでは自ずと思い入れも違ってくる気がしている。伝説が一人歩きするような、歴史的人物への思いはある意味吹っ切れたように、ストレートにぶつけられる。音楽でいう...
大島渚の、微塵もクリスマスらしさを感じさせない問題作 『戦場のメリークリスマス』を、映画館で観たのは随分と昔の話で、 いま頭に残っている内容の方はというと、 こころもとなく曖昧なところだが、 なんとなく、大島渚らしくない映画だったような気がしている。