大竹伸朗『ジャリおじさん』のこと
ユーは阿闍梨、それとも砂利? こりゃいったい何ジャリか? 一年遅れのオリンピックがここ日本でなんとか開催されるところまでこぎつけた。本来なら、熱気とざわめきで、トウキョウの街は大いに賑わったであろうにご覧の通り、いろい...
ユーは阿闍梨、それとも砂利? こりゃいったい何ジャリか? 一年遅れのオリンピックがここ日本でなんとか開催されるところまでこぎつけた。本来なら、熱気とざわめきで、トウキョウの街は大いに賑わったであろうにご覧の通り、いろい...
善悪の彼岸にある絵本、心盗まれて 幾つになっても絵本はいいなと思う。でも、絵本ならなんでもいいというわけじゃない。素敵な絵と出会えるか?素敵な言葉が聞こえてくるか?理屈じゃない。複雑でもなんでもない。ただただ感性を開いて...
ミッフィーはママの味 銀縁の丸メガネに白いヒゲ。まずはこの幸福の記号を頭に思い浮かべてみる。それは世界中の子供達に愛され日本でも絶大な人気を誇っているミッフィーの生みの親オランダはユトレヒト生まれのグラフィック・デザイナ...
ワンダフルイラストラベリング! これぞThis Is Mr.Travelin’man 今思えば、「GO TO TRAVEL」という企画は、政府が試みた政策中でも適切で、なかなか殊勝だったなと思うのだが結局は世...
未完成でありたい、その永遠の感性をくすぐる絵本 クヴィエタ・パツォウスカーというチェコの絵本作家がいる。ご存知だろうか?ずいぶん高齢ではあるが、今尚童心を忘れることなく絵の中に純粋を宿し続ける画家、素敵なイラストレーター...
こどももどきの大人たちへの贈り物 おとなは、自分もまたかつてこどもだったことをすっかり忘れてしまっているサラ・ミッダ 『おとなになること』より 子供のとき「大人になること」をどこまで想像してたっけな?してたとしても、あり...
憂いか愛いかは心が決める 雨が降ると、なんだか憂鬱な顔をする人が増えるのはなぜだろう? あめあめ ふれふれ かあさんがじゃのめで おむかえ うれしいなピッチピッチ チャップチャップランランラン♪ そんな歌を口ず...
それにつけても絵本はカール 絹(シルク)の肌触りって気持ちい良いっ。そう思うことはありませんか? それはわたしのシ・ワ・ザなのよ。その昔、小川紳介による養蚕のドキュメンタリー『牧野物語・養蚕編』を観て、印象的だったのが、...
永遠の科学少女、このファンタジック美術アルケミーの大志に臨んで レメディオス・バロ、この蠱惑的な響き・・・通常の美術史では、なかなか聴こえてはこないだろう。この興奮が少数派内でしか共有できないことが残念なのだが、とりあえ...
光よりまぶしい女、美をなすミューズの扇情レポート マン・レイのミューズ、20世紀を代表する女性写真家として知られる、マダム・マン・レイこと、リー・ミラーについて書くにあたって、まずは写真家として知られる彼女をめぐっていっ...