ジャケ買いといふもの、其の産
ジャズが聞きたい、わかりたいけど難しい、という人がそばにいるとして、こちら、別にジャズを大声で語れるとも思わない人間がたったひとついえることがあるとすれば、ジャケットを観て、直感的を信じるべし。自分が気に入ったジャケット...
ジャズが聞きたい、わかりたいけど難しい、という人がそばにいるとして、こちら、別にジャズを大声で語れるとも思わない人間がたったひとついえることがあるとすれば、ジャケットを観て、直感的を信じるべし。自分が気に入ったジャケット...
その音楽がジャケット次第でバカ売れするというようなことはないにしても、あまりにもその音楽のテイストからかけ離れているとよっぽど名の知られたバンドでないかぎりはそれはそれで、聴く気がしなくなってくる。 かつては、分かる人だ...
昨今のレコードブームはちょっと嬉しくなる。それだけ、音楽に対するこだわりがあるということだからだ。同時に羨ましくもある。大きな家に住みたいとは思わないが、収納を気にせずに暮らすというのが一つの憧れだった。 自分はある時か...
ジャケットの誘惑は催眠術のごとく 雨の一日、ずっとピンク・フロイドを聴いていた。これまでよく聴いていたものも全く聴いてなかったものも含めて聴いていると改めてピンク・フロイドそのものが好きになってくる。それだけ、魅力のある...
我ら猫族の鏡、路上に生きるジミーに微笑みを 猫フェチはいざ知らずこの世に猫をモティーフにした文学や絵画は無数にある。どうでもいいことだが、【猫】という漢字と【描く】という漢字はそれぞれケモノへん、てへんに【苗】はおんなじ...
パリ発ぶさかわキュートなイラスト、キラリ。 今時、単純にキレイだけ、可愛いだけじゃなかなか人の気を惹けやしない。一億総カワイイ時代。そんなわきゃないな・・・・とはいえ、ぶさかわ、なんて言い方がもてはやされている昨今の事情...
今こそ、ロウブロウのパンチがジワジワと効いてくる時代だ ロウブロウ・アートというジャンルがある。聴きなれないかもしれないが、見ればどうにも視覚に訴えかけてくることは間違いない。美術史的な流れからはポップシュルレアリスムと...
まばゆいばかりのシミュラークルなプールサイドストーリー 暑い日が続くほど、プールのことがいやがおうにも気になる。燦々と輝く太陽からのまばゆい陽光。そして宝石のようにきらめく水面の美しさ。肌が纏う水の質感、網膜にみなぎるあ...
すべては無なり、または有なり こどもの心を保ち続けると言うことは、好奇心と知る、理解する、だれかとなにかを伝えあうことを楽しむ心を保つと言うこと。 特集の最後はこの人に飾っていただくとしましょうか。イタリアンデザインの父...
君が君であるところの色をめぐって 青と黄色がまざれば緑になる。べつに絵描きやデザイナーでなくとも、それぐらいのことは、知っていることなんだけれどもわざわざ、視覚化して、それを絵本を通じてみると、ほお、そうだよね、そうだっ...