あの頃、ニューウェイヴ(国内編・裏)
当時のニューウェイヴ事情、それぞれ海外、日本の状況を顧みてそれを独断で表裏にわけて取り上げてみたけれど、さりとて、単に当時のムーブメントの一部にすぎない。埋もれたものやスルーしてしまったもののなかにも注目すべきものはまだ...
当時のニューウェイヴ事情、それぞれ海外、日本の状況を顧みてそれを独断で表裏にわけて取り上げてみたけれど、さりとて、単に当時のムーブメントの一部にすぎない。埋もれたものやスルーしてしまったもののなかにも注目すべきものはまだ...
分類上、わざわざ国内外に分けてはみたのだが、正直、当時でさえ、そんな意識を強く持って聴いていたわけではない。ただ、国内にはYMOという絶対の存在が君臨しそのムーブメントの影響下中心に回っていたのは否めないわけでその意味で...
今みたいにインターネット経由の情報がまったくない時代。よりどころにしていたのは、直にレコードショップへ足を運ぶこと。そこからの情報収拾がてっとりばやかったのだ。ジャケ選びも重要な要素だった。そうして、片っぱしから面白いと...
中学生の頃、にわかに音楽に目覚めだして、とりわけ洋楽に目が向いたのはいいが、一風変わったようなものばかりに、反応してしまっていた。それが、いきなりそれまでのロックを飛び越えいわゆるニューウェイヴと呼ばれるイギリスからやっ...
日本はいまや世界にほこるアニメ大国ではあるけれど、正直、僕が子供の頃、見て育ったような、素朴かつ、なかなか味わいのあるアニメなんて、遠い日の花火であり、いまや、その絵のタッチも中身も、どれもが現代風にアレンジされてしまっ...
80年代を振り返ってみると、一般にはバブルの時代、情報過多なメディア文化が溢れ、サブカルを始め、ポストモダンやニューアカ(デミズム)などが雑多なまでにはびこっており、そのどれと言って正直、全て理解していたとは思えない。ま...
だれもが通る凸凹たる十代。それに伴う様々な青春が奏でられる時期。僕らに時代は全てアナログチックなものに彩られていた。個人的には、楽しいことより、なんだか、辛い日々が多かったけれど、人格形成には、とても大きな時期だったし、...
新しい時代の幕開けを告げるかのように開催された万博のことが、なんとなくうろ覚えだけど、記憶の片隅に、あるにはある。世の中のことなんて、何にもわからなかった。それでも、ぼくはリアル七十年代を生きた。なんとも不毛な非文化圏の...
個人史の原点であるイケイケの60年代を語るに、66年生まれとしては、最大のニュース、ビートルズ初来日をスルーするわけにはまいりませぬ。 とはいえ、個人的に、ビートルズに行き着くには思春期をはるかにこえ、少し時間を要してし...
魂の稲妻、我はブルーズに打たれし 夏はフェスの季節・・・音楽の熱さは真夏の熱さそのものだ。事情でなかなかフェスに参加できないモヤモヤを映像ではらすとしよう。 その昔、『LIGHTNING IN A BOTTLE』をライブ...