神代辰巳『赤線玉の井 ぬけられます 』をめぐって
そんな女たちの生き様が哀しくも、たくましく 滲み出る生活臭ととも描き出される話だ。 途中に挿入される字幕。 そして監修にも名を連ねる滝田ゆうのイラストが これまた絶品なまでの風合いを帯び、郷愁を誘う。 これで、ラストがまた、たまらなく切ない。 「夜霧のブルース」を聞いていると 思わず彼女たちを抱きしめてやりたくなる。 記録に手を貸してやりたい気さえしてくる。 そう、そんな赤線なら、 ついふらっと通いたくなってくる自分がいるのだ。
そんな女たちの生き様が哀しくも、たくましく 滲み出る生活臭ととも描き出される話だ。 途中に挿入される字幕。 そして監修にも名を連ねる滝田ゆうのイラストが これまた絶品なまでの風合いを帯び、郷愁を誘う。 これで、ラストがまた、たまらなく切ない。 「夜霧のブルース」を聞いていると 思わず彼女たちを抱きしめてやりたくなる。 記録に手を貸してやりたい気さえしてくる。 そう、そんな赤線なら、 ついふらっと通いたくなってくる自分がいるのだ。
実際の伯父さんよりも ぼくには身近につながっている“伯父さん”がもう一人いる。 長身でソフトハットにパイプを咥え チェスターコートから蝶ネクタイがのぞかせ 寸たらずのズボンを履いてこうもり傘を手に持って 自転車に乗っている、というのが ジャック・タチの代名詞である 「ぼくの伯父さん」ことユロ氏である。
元ジャパンのベーシスト、ミック・カーン。 キプロス生まれのイギリス育ち。 一度聴いたら忘れられないベースラインゆえに、 いまだ神のように崇められている伝説のミュージシャンだ。 そのミックが他界して早十年の月日が流れた。
いい音楽を、ただいいと思える感性は重要だ。 それにはまず心を開放すること。 先入観を持たないこと。 それらは物質的欲望とは関係がないところで成立することだ。 自分にとって、これほどまで 人生を豊かにしてくれている音楽からの恩恵と 時には面と向かって対峙して、音楽を見ることも大事だ。 音楽には、改めて感謝しつつも 自分にとってのいい音を、さらなる滋養として受け止めたいものだ。
昨日とおんなじコンセプトじゃつまらないからと 今日の特集は、“ウキウキ感”にこだわってみました。 どちらかというと、元気になるようなニューイヤーソングを中心に と思ったけれど、それは次に回すとしよう。 でも、結局は、ウキウキすれば どんな音だってウキウキできるんってことなんだけれども。 それを言っちゃ元も子もないか。
まずは、一発目のモーニングコーヒーを淹れゆっくり湯気の上がる様を見つめている。 さて、正月ぐらいのんびりと、なのか正月だからのんびりと、なのかはさておき、心地よいハーモニー、波動を保つことに越したことはありません。自分な...
年があけてもこの世の混乱は、一向に静まること気配がない。事情は重々承知してはいるものの、この違和感は果たしてなんだろうか?それとて、何が正しく、何が間違っているのかそんな論争が意味をなすとも思えない。いったい、この世で何...
今年も一年何とかやってこれた。そのことではただ一言、ありがとう、どうもどうも(言うまでもなく、ハリー細野の名曲「ありがとう」の引用だ)この感謝の気持ちしかないのであるが、幸福の追求(そんな大袈裟なものでもないが)、ひいて...
人類滅亡後の未来から過去へのタイムトラベルをし その原因をさぐるために男は記憶をたどり あるひとりの女と出会う。 それは幼少のころの記憶なのか? それは再会なのか? それとも「時」の終焉なのか?
だれもがピエールのようには生きられないけど、 少しでもそんな感性を共有できたらなあ、本気でそう思える人である。 人生のホンモノの豊かさを知っている人で、 石(ピエール)のように固いアタマも 石(バルー)のように自由な精神も、 ここにある本当のメッセージを読み取ることが人生の意味なんじゃないのかな? ボクにはそう思える。