昭和に花咲くお茶の間ドラマツルギー(CM編)
モノを売り、収益をあげるのが企業の本質だとすればいかに、効率よく、大衆に宣伝し、印象付けて購買に結びつけるか、と言うのが命題であるのは、当然のことである。その最も有効で、影響力を誇ってきたのがテレビ下でのコマーシャリズム...
モノを売り、収益をあげるのが企業の本質だとすればいかに、効率よく、大衆に宣伝し、印象付けて購買に結びつけるか、と言うのが命題であるのは、当然のことである。その最も有効で、影響力を誇ってきたのがテレビ下でのコマーシャリズム...
日本はいまや世界にほこるアニメ大国ではあるけれど、正直、僕が子供の頃、見て育ったような、素朴かつ、なかなか味わいのあるアニメなんて、遠い日の花火であり、いまや、その絵のタッチも中身も、どれもが現代風にアレンジされてしまっ...
80年代を振り返ってみると、一般にはバブルの時代、情報過多なメディア文化が溢れ、サブカルを始め、ポストモダンやニューアカ(デミズム)などが雑多なまでにはびこっており、そのどれと言って正直、全て理解していたとは思えない。ま...
キル・ザ・蒙古斑。わがボブカットエレジー なにはともあれ、お盆の季節がやってきた。亡くなった先祖たちや、身内の顔を思い浮かべながら、懐かしく思う気持ちがおのずと湧いてくる。いろいろ、感慨はあるが、ひとことでいえば、日本...
脚本と演出をめぐる茶の間のざわめき 12日はちょうど日航機墜落事故があった日で、そのことは、記憶のなかに、いまだはなれず残っている。ちょうど、あの年には、阪神タイガースが21年ぶりの伝説の優勝を勝ち取った年で当時まだ住ん...
アミニズム、妖怪道をゆく この数ヶ月、ワクチンを打つ打たないをめぐって、国をあげ、またしても狂想曲が奏でられるなか、その善し悪しは、とりあえずべつとして、だれにも先がわからないとされる人類史上はじめてのメッセンジャーRN...
雨降りだからJJの話でもしてみよう 愛に溢れたものはいつだって素晴らしい。好きなものに理屈など無用なのだ。愛の気配、波動、エネルギーは人を動かすガソリンってわけだよ。J・Jこと、サブカルの神様植草甚一を語るのに小難しい言...
雨傘閉じても昭和の灯を消すことなかれ いまでこそ、テレビなどまったく見なくなってしまっているが、まがりなりにも昭和という時代に生まれ、育ってきた世代としてテレビというものは絶対の娯楽であった。 その王道にまだ野球がどっし...
狂え人間よ、破壊せよ概念を マイホームとなると、夢のまた夢。どうせ一生借家生活だろうなあ・・・でもなあ、家を買ったら買ったでなにかと大変だしなあ、などとあらぬ妄想癖に身悶えする。が、マイホーム所有こそは世の万人の夢ではご...
ファッションのみにあらず、丸くて大きな人生の虹彩学 アイリス・アプフェルという人がいる。ご存じだろうか?1921生まれというから今年めでたく百歳を迎える老女である。がしかし、なんとも若い。気持ちがいつまでもみずみずしいウ...